1日午後1時20分頃、福岡県うきは市のJR久大線うきは―筑後吉井駅間で、通行人から「踏切に鉄の塊が落ちている」とJR九州に連絡があった。同社が調べたところ、列車のブレーキをかける部品の一部(長さ34・5センチ、幅7・5センチ、厚さ6・5センチ、重さ13・2キロ)と判明した。
同1時50分頃から、該当する博多発別府行き「特急ゆふ3号」(5両編成)を日田市の天ヶ瀬駅で点検。部品がなくなっており、同駅で運転を打ち切った。乗客約80人にけがはなかった。
同線は約2時間半後に運転を再開したが、特急、普通計6本が運休。特急、普通計9本が最大約2時間半遅れ、約900人に影響が出た。