ついに“復権”に動き出した「岸田前首相」 立て続けに「石破総理」と面会、主要ポストは「旧宏池会」が奪い、党内には“再登板”の声も


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「資産運用立国議員連盟」の設立総会が11月22日に開かれ、会長に就任した岸田氏がマイクを握り、自らの実績を振り返った。ひな壇には自民党の茂木敏充・前幹事長や後藤茂之・元厚生労働相ら、旧派閥の枠組みを超えた実力者が並ぶ。同時に旧岸田派の面々も出席し、実務を回した。

立て続けの面会

 この後にも石破首相と岸田氏の面会は続く。同28日には、今度は石破首相が衆院議員会館の事務所に岸田氏を訪問した。臨時国会で激しい攻防となっている政治資金改革などについて意見交換したとされる。29日夜には東京都内のそば料理店で、石破、岸田両氏や鈴木俊一党総務会長らが会食した。これは、日本そばを愛好する自民党議員が「新そば」の季節に行う、定期的な会の一幕であったが、立て続けの面会は否応なく目立っていた。



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