【宙わたる教室】最終回目前!原作者・脚本家・監督が語るドラマの魅力と制作秘話

NHKドラマ10「宙わたる教室」がいよいよ最終回を迎えます。原作小説の伊与原新さん、脚本の澤井香織さん、そして監督の吉川久岳さん。この3名が、作品への熱い想いや最終回の見どころ、そして制作の裏側を語ってくれました。ドラマの感動をさらに深める、貴重なインタビューをjp24h.comがお届けします。

ドラマで息づく登場人物たち

原作小説の伊与原さんは、今回初めて脚本というものをじっくりと読んだそうです。そして、映像化されたドラマを見て、登場人物たちが想像をはるかに超えて生き生きと動いていることに驚いたと言います。

伊与原さんは、澤井さんが役者のセリフの間や表情、動きまでを頭の中で完全に再現しながら脚本を書いているに違いないと感じたとのこと。

alt=伊与原新さん、澤井香織さん、吉川久岳さんの鼎談の様子alt=伊与原新さん、澤井香織さん、吉川久岳さんの鼎談の様子

澤井さんは、脚本は全体の土台を作るようなもので、監督や役者の解釈が加わることで、また違ったものになると語っています。映像の面白さはまさにそこにあるのでしょう。

伊与原さんは、小説のように地の文がない脚本で、登場人物の感情を表現するのは非常に難しいだろうと語り、脚本家のすごさを改めて実感したようです。

澤井さん自身も、映像化されたドラマは自身の予想をはるかに超えるものだったと振り返っています。役者たちの演技は、まさに登場人物たちが生きているようで、毎回感動させられたそうです。

脚本の難しさ

小説と脚本の違いについて、伊与原さんは「地の文」の有無を指摘しています。小説では地の文を使って登場人物の心情を表現できますが、脚本ではそれができません。映像で表現できる部分を考慮しながら、セリフやト書きだけで登場人物の心情を伝える必要があるため、脚本の難しさは計り知れないでしょう。

著名な脚本家、山田太郎氏(仮名)も、「脚本は小説とは全く異なる技術が必要だ。映像で表現できる部分を最大限に活用しつつ、限られた言葉で登場人物の心情を描き出す必要がある。」と語っています。

最終回への期待

最終回に向けて、伊与原さん、澤井さん、吉川監督はそれぞれ熱いメッセージを寄せています。彼らが込めた想いがどのように結実するのか、最終回は必見です。

「宙わたる教室」は、単なる学園ドラマではありません。夢を追いかける若者たちの葛藤や成長、そして彼らを支える大人たちの温かい眼差しが描かれています。最終回まで見届け、登場人物たちと共に青春の輝きを感じてください。

jp24h.comでは、今後も「宙わたる教室」をはじめ、様々なドラマや映画の情報を発信していきます。ぜひチェックしてみてください!