自民党の武見敬三元参議院議員が17日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」にゲスト出演。7月の参院選で躍進した参政党について私見を述べた。
武見氏は今回の参院選で、東京選挙区から出馬も、10位に終わり落選。政界を引退した。自民党が参院選で大敗し、衆参ともに過半数割れとなっているが、今後について「どのみちこれからまた、政界を再編して安定した政治体制に日本をもう一回作り直すって言う大切な時期に入ったことは確かなんですよ」と述べた。
MCの阿川佐和子が「今回、躍進した参政党についてはどうなんですか?」と、「日本人ファースト」を掲げて14議席を獲得した新興勢力について質問。武見氏は「参政党だとかそういうのが出て来たけど、自民党を壊した結果として躍進しただけであって。将来の日本をどういう社会にしようという考え方で合意が得られて躍進したわけではない」と参政党に対する評価ではないと指摘。「だから参政党は、これは一過性のものになる可能性もあるし。もし、参政党の党首たちが賢ければ、より現実的な政策とうまく調合しながら自分たちの仲間を増やしていくでしょうし」と私見を述べた。