NewJeans、韓国で爆発的な人気を誇るガールズグループが、所属事務所ADORとの専属契約解除を宣言し、波紋が広がっています。事務所側は契約の有効性を主張し、法的措置に踏み切る事態へと発展しました。
NewJeans、契約解除の背景に何が?
ADOR前代表の復帰を求めていたNewJeans。しかし、その願いは叶わず、先週行われた記者会見で専属契約解除の意向を表明しました。 具体的な理由は明らかにされていませんが、一部報道では、前代表との強い信頼関係が背景にあるとされています。前代表は、グループ結成時からNewJeansを支え、彼女たちの「母」とも呼ばれる存在でした。彼女不在の経営方針への不満や、今後の活動に対する不安が、今回の決断につながった可能性も考えられます。
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ADOR、法的措置で対抗
ADORは、NewJeansの主張に対し、契約は継続中であると反論。5日には、専属契約の有効性を確認する訴訟を裁判所に提起しました。事務所側は、「アーティストとの問題は法廷で争うべきではない」としながらも、「契約が一方的な主張で解除されないことを確認するために、やむを得ない措置」だと説明しています。韓国芸能界では、アーティストと事務所間の契約トラブルは少なくありません。しかし、デビューから間もない人気グループによる契約解除騒動は異例であり、今後の動向に注目が集まっています。
契約紛争の行方は?今後のNewJeansの活動は?
今回の騒動は、NewJeansの今後の活動に大きな影響を与えることは避けられません。仮に契約が解除された場合、グループの存続自体が危ぶまれる可能性も否定できません。一方、ADORとしては、人気グループを失うことは大きな痛手となるでしょう。韓国芸能界の注目を集める中、裁判所の判断が待たれます。K-POPファンならずとも、今後の展開から目が離せない状況です。今後のNewJeansの活躍を願う声も多く、一日も早い解決が望まれています。 音楽評論家のイ・ジョンソク氏は「今回の件は、K-POPアイドルの権利と事務所の責任について改めて考えさせる重要な契機となるだろう」と述べています。