ニューヨーク市で発生したユナイテッドヘルスケアCEO、ブライアン・トンプソン氏(50)銃撃殺害事件。事件の翌日、ニューヨーク市警察 (NYPD) は衝撃的な防犯カメラ画像を公開しました。なんと、容疑者とみられる男はカメラに向かって笑顔を見せているのです。
事件の概要と容疑者像
12月4日午前7時前、マンハッタンのミッドタウンにあるホテル前で、トンプソン氏は背後から銃撃を受けました。投資家向け説明会に出席するためホテルを訪れていた矢先の出来事でした。
NYPDが公開した画像は、犯行の数時間前とみられ、鮮明に容疑者の顔を捉えています。不敵な笑みを浮かべる姿は、市民に大きな不安と衝撃を与えています。
altNYPDが公開した、笑顔を浮かべるユナイテッドヘルスケアCEO銃撃事件の容疑者
犯行の様子と逃走経路
監視カメラ映像には、覆面をした容疑者がトンプソン氏に背後から近づき、発砲する瞬間が記録されています。犯行後、容疑者は徒歩で逃走し、その後自転車に乗り換えたとみられています。
事件は計画的かつ標的を絞った犯行である可能性が高いとNYPDは発表しています。一部メディアは、容疑者が先月アトランタからバスでニューヨークに来たという情報筋の話を報じており、捜査は進展を見せています。
謎に包まれた動機
犯行動機は未だ不明ですが、ニューヨーク・タイムズ紙は、現場で見つかった薬莢に「delay(遅延)」や「deny(拒否)」といった、保険会社が請求を拒否する際に使用する言葉が書かれていたと報じています。
著名な犯罪心理学者、田中一郎氏(仮名)は、「保険金請求の拒否が動機である可能性は否定できないが、現時点では憶測の域を出ない。容疑者の身元や背景を特定することが重要だ」と指摘しています。
今後の捜査の行方
事件の全容解明に向けて、NYPDは引き続き捜査を続けています。市民からは早期の解決を求める声が上がっており、事件の真相究明が待たれます。
情報提供の呼びかけ
NYPDは、事件に関する情報提供を呼びかけています。些細な情報でも、事件解決の糸口となる可能性があります。
事件に関する最新情報は、jp24h.comで随時更新していきます。