内閣改造と党役員人事 二階氏と世耕氏に期待の声 和歌山政界

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与党党首会談にのぞむ自民党の二階俊博幹事長=11日午後、首相官邸(三尾郁恵撮影)
与党党首会談にのぞむ自民党の二階俊博幹事長=11日午後、首相官邸(三尾郁恵撮影)

 11日の内閣改造と自民党役員人事。和歌山県選出の国会議員では、二階俊博・衆院議員が党幹事長を続投する一方、経済産業相を務めてきた世耕弘成・参院議員は党参院幹事長に起用され、それぞれ重要ポストに就任した。県政界からは「最適任の人選だ」「参院の取りまとめ役を」と歓迎や期待の声が聞かれた。

 二階氏は平成28年8月の党幹事長就任後、一貫して安倍政権を支え続け、8月には幹事長連続在職日数で歴代トップを更新。80歳の高齢ながらも、こまやかな心配りと野党出身議員を派閥に引き入れる懐の深さに定評がある。

 「挙党態勢で憲法改正を推進する中、党内外ににらみがきく二階さんの役割はますます大きくなるはず」と自民党の門博文・衆院議員。今回の幹事長続投を「最適任な人選だ」と歓迎した。

 一方、世耕氏は、28年8月から経済産業相を務めてきた。任期中、2025年大阪・関西万博の誘致に取り組み、韓国への輸出管理厳格化の対応などで政権内での存在感を高めてきた。

 参院議員として改選を迎えた今年7月の参院選では「今より上を目指したい」と公言。得票率全国トップを目標に掲げ“有言実行”を果たしていた。

 今回、参院自民党の実務を取り仕切る幹事長に起用された。今後、憲法改正論議などが本格化していく中で、党内調整や他党との交渉など高度な調整能力が問われることになる。

 世耕氏の秘書を約9年間務めた党の川畑哲哉県議は「(幹事長は)参院自民党の要の役職。取りまとめ役として(安倍晋三)総裁の期待も高いのでは」と今回の人事の狙いを推し量る。「(これまで)政務が長かったが、(今後は)党運営も経験してほしいというメッセージだろう。着実にステップアップしていて、非常にうれしい」と話した。

 吉井和視・党県連幹事長も「二階、世耕両氏の重要ポスト就任は県の発展にとっても必ず大きな力になる」と期待を寄せた。

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