赤羽一嘉国土交通相は13日の閣議後記者会見で、全国の都道府県と政令市に対する統合型リゾート施設(IR)の設置意向や計画時期に関する調査について、19日までの締めきりで調査を始めたことを明らかにした。赤羽氏は「意向や準備状況について把握して申請期間を決める。結果はとりまとめ次第、報告したい」と述べた。
今月4日に国交省は、IRの認定基準などを含めた「基本方針案」を公表したが、IRの認定を国交省に受けるための申請の開始と終了の期間については、自治体の意向や準備状況について調査した上で決定するとして、盛り込まれていなかった。
今回の調査を元に認定審査の期間を盛り込んだ基本方針案の完全版を11月にも公表。改めて意見公募を実施し、年明けにも基本方針を決める考えだ。