皇族である瑤子女王の最近の行動が、国民の間で物議を醸している。三笠宮妃百合子様の斂葬の儀には落ち着いた装いで参列されたものの、普段の振る舞いや服装が「皇族らしからぬ」と話題になっているのだ。本稿では、瑤子女王の最近の動向と、それに対する世間の反応を詳しく見ていく。
自動車イベントへの熱心な参加と特定企業との親密な関係
瑤子女王は長年、自動車産業やモータースポーツへの関心を公に示されており、寛仁親王から引き継いだジャパンモビリティーショー(旧東京モーターショー)の総裁職も熱心に取り組まれている。 7月に開催された「第1回瑤子女王杯 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦富士大会」では、優勝チームに自ら賜杯を授与。さらに8月にはアメリカ・カリフォルニア州へ私的に訪問し、「モントレー・カー・ウィーク」や日本文化を紹介するイベント「Back Wall Project」を視察された。
モントレー・カー・ウィークのイベント風景
これらの活動自体は皇族としての公務の一環とも言えるが、特定のカーディーラー「ビンゴスポーツ」との親密な関係が問題視されている。瑤子女王は同社のロゴ入りTシャツを着用した写真を自身のSNSに投稿(現在は削除済み)しており、社長一家と食事を共にするなど、私的な交流も深いようだ。皇室ジャーナリストの佐藤一郎氏(仮名)は、「皇族が特定企業のロゴを身につけることは、皇室の中立性という観点から問題がある」と指摘する。一部の国民からも、企業の広告塔になっているのではないかという懸念の声が上がっている。
大胆なヘアスタイルとファッション
瑤子女王の「皇族らしからぬ」行動は、服装だけにとどまらない。近年、金髪にピンクのメッシュを入れたヘアスタイルや、軟骨ピアスなど、大胆なファッションが目撃されている。秋の園遊会でも、和装に合わせた個性的な髪型が大きな注目を集めた。
斂葬の儀に参列された瑤子さま
皇室評論家の田中美智子氏(仮名)は、「TPOに合わせて落ち着いた装いをすることもあるようだが、普段の派手な外見は、国民の皇室に対するイメージと乖離している可能性がある」と警鐘を鳴らす。
家族間の確執と瑤子女王の心境
こうした行動の背景には、三笠宮家の複雑な家族関係が影響しているという見方もある。百合子様の斂葬の儀では、本来喪主を務めるべき信子様が欠席。信子様は2004年に病気療養を理由に寛仁親王邸を離れており、家族間の不和が長年囁かれてきた。瑤子女王は百合子様の身の回りの世話を長年担ってきたこともあり、家族との関係性に葛藤を抱えている可能性も考えられる。
今後の動向に注目
国民からの注目が集まる中、瑤子女王は今後どのような道を歩まれるのだろうか。伝統と格式を重んじる皇室の一員として、国民の期待に応える行動が求められていることは間違いない。