片岡明日香氏、入社6年目で「THE W 2024」プロデューサー就任!その仕事論とテレビ愛に迫る

テレビ視聴のスタイルが大きく変化する現代。番組制作にも新たな波が押し寄せています。そんな中、女性ディレクター・プロデューサーはどのような思いで番組を生み出しているのでしょうか? 今回は、入社6年目にして『女芸人No.1決定戦 THE W 2024』のプロデューサーに大抜擢された片岡明日香氏に、その仕事論とテレビ愛について伺いました。

テレビへの憧れと、片岡飛鳥氏との不思議な縁

片岡氏は1996年生まれ、2019年入社。テレビ業界がかつてほどの憧れの職業ではなくなった時代に、なぜテレビの世界を目指したのでしょうか? 意外にも、そのきっかけは幼少期に見た『めちゃ×2イケてるッ!』と、同番組のプロデューサーである片岡飛鳥氏との”名前”の繋がりだったといいます。

片岡明日香氏片岡明日香氏

小学生時代、フジテレビのバラエティ番組に夢中だった片岡氏。番組のエンドロールで「かたおかあすか」という名前を発見し、漢字は違えど自身の名前と同じ「かたおか」に運命的なものを感じたそうです。当時、スマホもなくテレビが娯楽の中心だった時代、番組の隅々まで見尽くし、その記憶は今でも鮮明に残っているといいます。 テレビ制作への興味は、この頃から既に芽生えていたのかもしれません。

「楽しいことをしたい」一心でテレビ業界へ

実家が書店だったこともあり、本とは違う世界への憧れもあったという片岡氏。しかし、大学進学、就職と、子どもの頃の「テレビに入る」という思いは揺るがなかったといいます。

片岡明日香氏片岡明日香氏

「楽しいことをずっと続けたい」という思いが、テレビ業界入りの原動力。 テレビ制作への情熱というよりは、幼少期に感じた”テレビ=楽しい”というシンプルな方程式が、彼女をテレビの世界へと導いたのです。

高校以降はテレビをあまり見ていないという片岡氏。それでも、幼少期の楽しかった記憶が彼女の心に深く刻まれ、現在の仕事へと繋がっているというのは、なんとも不思議な縁と言えるでしょう。 メディア環境が激変する中、片岡氏が今後どのような番組を制作していくのか、期待が高まります。