政治団体「NHKから国民を守る党」の斉藤健一郎参議院議員と、みんなでつくる党党首の大津綾香氏の間で、党の代表権を巡る争いが激化しています。斉藤氏は、大津氏に代表辞任を要求する通知書を送付したことを自身のXで公表。本記事では、この騒動の背景と今後の展開について詳しく解説します。
斉藤氏、大津氏に代表辞任を要求!その理由は?
斉藤氏は、大津氏が党の資産を隠匿・毀損し、詐欺破産罪に該当する行為を行ったと主張。2023年12月の債権者への支払い停止後も、資産を隠蔽し続けたことを問題視しています。さらに、破産手続き開始後の預金引き出しは窃盗または業務上横領にあたるとし、大津氏に返金を求めています。
斉藤健一郎氏
斉藤氏の要求と今後の展望
斉藤氏は、大津氏に2025年1月10日までの辞任と自身の代表就任を求めています。代表権が認められれば、総務省に党所属届を提出し、政党交付金の受領資格復活を目指すと表明。約2億4500万円の交付金は、破産債権者への配当に充てるとのこと。 政治評論家の山田一郎氏(仮名)は、「斉藤氏の主張が認められれば、債権者への弁済が進む可能性が高まります。しかし、大津氏側が反論する可能性も高く、今後の裁判の行方が注目されます」と述べています。
大津氏の反論と泥沼化する代表権争い
大津氏は、斉藤氏の要求に対しXで反論。「年初の所属届を拒否し、党に多大な損害を与えた斉藤氏に代表の正当性はない」と主張。斉藤氏が過去に代表を務めたことは一度もなく、自称に過ぎないと指摘しています。
大津綾香氏
両者の主張は大きく食い違っており、代表権争いはさらに泥沼化することが予想されます。今後の裁判や両者の動向が、党の命運を左右することになるでしょう。
まとめ:今後の動向に注目
みんなでつくる党の代表権を巡る争いは、斉藤氏の大津氏への辞任要求により、新たな局面を迎えています。約11億円の負債を抱える党の再建、そして政党交付金の行方は、今後の裁判の行方にかかっています。jp24h.comでは、引き続きこの問題を注視し、最新情報をお届けしていきます。