中森明菜、封印した名曲「帰省」への想いを激白!その理由とは?

中森明菜さんといえば、数々のヒット曲で一世を風靡した歌姫。その彼女が、封印した曲があることをラジオ番組で明かし、話題となっています。今回は、その真相に迫ります。

ラジオで語られた「帰省」への想い

11月15日放送のニッポン放送特別番組「中森明菜のオールタイムリクエスト」で、明菜さん自身がパーソナリティを務めました。復帰後初のラジオ出演ということもあり、ファンからの期待も高まっていました。番組内で、リスナーからリクエストされたのは、1998年にリリースされた「帰省~Never Forget~」。明菜さんはこの曲について、「いいですね~」と喜びつつも、「絶対歌いません。あれはもう、歌えないんです」と発言し、リスナーを驚かせました。

中森明菜中森明菜

「歌えない理由」として挙げられたのは、「悲しくて…」「キーも高いんです」という2点。実はこの曲、明菜さん主演のドラマ「冷たい月」の主題歌。レコーディング当時、ディナーショーの真っ最中で喉の調子も万全ではなかったとのこと。さらに、通常とは異なり、マイクを持って歌ったというエピソードも明かされました。

苦い思い出とミッツ・マングローブの反応

多忙なディナーショーの合間を縫ってのレコーディングは、明菜さんにとって大きな負担だったようです。「ドラマの主題歌なので、急遽レコーディングが決まり、喉の調子も悪かった」と当時の状況を振り返りました。この告白に、明菜さんの大ファンであるミッツ・マングローブさんは驚きを隠せず、「キーを変えて歌いましょうよ」と提案していました。

明菜さんの代表曲といえば、「スローモーション」「少女A」「セカンド・ラブ」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」など、数え上げればきりがありません。日本レコード大賞を2年連続で受賞した「ミ・アモーレ」「DESIRE―情熱―」も、多くの人々の記憶に残る名曲です。

復活への道のり

2010年に体調不良で活動を休止した明菜さん。その後、ゆっくりと活動を再開し、2014年の紅白歌合戦ではアメリカからの中継で出演を果たしました。2022年には個人事務所を設立し、公式SNSで復帰を宣言。近年は活動を活発化させており、2023年7月には約7年ぶりにファンクラブイベントを開催し、「北ウイング」をジャズアレンジで披露しました。

ファンへの感謝と未来への期待

明菜さんのSNSの書き出しには、必ず「いつも応援してくださるファンのみなさまへ」という言葉があります。長年のファンへの感謝の気持ちが込められた、温かいメッセージです。今回のラジオ出演も、ファンへの恩返しという思いが込められているのでしょう。今後の活動にも期待が高まります。