北九州市で中学生2人が殺傷された事件で、被害生徒が通っていた中学校が、17日に登校を再開した。
警察は土地勘のある人物の可能性もあるとみて、男の行方を捜査している。
この事件では、北九州市の中学3年生・中島咲彩さん(15)が男に腹部を刺され死亡し、同級生の男子生徒も腰のあたりに深い傷を負った。
2人が通っていた北九州市内の中学校では事件を受け、16日は臨時休校の措置が取られたが、17日から登校が再開された。
生徒たちは、警察が上空からも警戒を続ける中、保護者の車に送迎されるなどして登校していた。
保護者:
みんなに分け隔てなく優しくしてくれる子だったって言って、なんで咲彩じゃないとダメだったんかなって。本人も家で泣いていたので。
警察は、通報を受けた直後から周辺の防犯カメラなどを調べ犯人の行方を追っていますが、有力な手がかりは得られていない。
また、犯人の男が黄色いサンダルのようなものを履いていて、軽装であることなどから警察は土地勘のある人物の可能性もあるとみて捜査している。
(「Live News days」12月17日放送より)
テレビ西日本