天皇ご一家、東京デフリンピックで手話応援!“定番色”で絆深まるリンクコーデ

2025年11月25日、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、東京都江東区にある東京アクアティクスセンターを訪問し、東京デフリンピックの水泳競技をご観戦されました。ご一家は、選手たちに向けて手話で温かい拍手とエールを送り、その心温まるご様子が注目を集めました。

デフリンピックでの温かい交流

ご一家は観客席から男子と女子の400メートルメドレーリレー決勝を熱心にご覧になり、両手をひらひらと振って手話で選手たちを応援されました。試合後には銅メダルを獲得した日本代表選手と直接懇談され、陛下は「素晴らしい泳ぎを間近で拝見することができて、大変うれしく思いました」とねぎらいの言葉をかけられました。また、愛子さまは「大会の締めくくりとなる素晴らしいレースでしたね」と感想を述べられ、ご一家で手話を用いて「おめでとうございます」と選手の活躍を称賛されました。

東京デフリンピックの水泳競技を観戦する天皇皇后両陛下と愛子さま東京デフリンピックの水泳競技を観戦する天皇皇后両陛下と愛子さま

雅子さまの「ワインレッド」着こなし術

この日、皇后雅子さまがお召しになっていたのは、定番カラーの一つであるワインレッドのセットアップでした。このパンツスーツは、2023年10月に天皇陛下と東京競馬場で秋の天皇賞をご覧になった際にも着用された一着です。温かみがあり、フェミニンで上品な印象を与えるワインレッドの深みのある色合いは、雅子さまのお人柄を表しているようでした。全体的に単調になりがちなワンカラーコーディネートにおいて、光沢感のあるサテン素材のジャケットの襟が、着こなしにメリハリを生み出していました。

愛子さまの「ペールピンク」フェミニンコーデ

愛子さまもまた、ご自身の“定番カラー”ともいえるペールピンクのセットアップをお召しになっていました。この淡いピンク色のセットアップは、2023年11月に両陛下の即位5周年とご結婚30周年を記念した特別展をご鑑賞された際にもお召しになったものです。優しく可憐な印象を与えるペールピンクのジャケットは、角のない花びらのような「ペタルカラー」と呼ばれるデザインの襟が特徴です。この丸みのある曲線が愛子さまのフェミニンな雰囲気を際立たせ、全体的に優しい印象を与えていました。さらに、ジャケットの上から着用されたベルトがウエストマークとなり、美しいシルエットを演出していました。

ご一家で魅せる「リンクコーデ」の絆

天皇陛下は、雅子さまのワインレッドのセットアップと同じ色味のネクタイをお召しになり、ご一家で一体感のある「リンクコーデ」を披露されました。SNS上では「今回もリンクコーデで仲睦まじいのが伝わって来ます」「天皇皇后両陛下とのリンクコーデも素敵」といった声が寄せられ、お揃いの色合いに多くの注目が集まりました。愛子さまがお選びになったペールピンクは、ワインレッドと同じ暖色系であり、互いに相性の良い色であるため、ご一家全体としてまとまりのあるコーディネートとなっていました。手話で選手たちを応援する姿からもご一家の仲睦まじさが伝わるとともに、統一感のある服装からも家族の温かい絆が感じられました。

ご一家がデフリンピックという国際的な舞台で示された温かいご支援と、さりげなくも計算されたファッションの調和は、国民に深い感動を与えました。

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