性感染症「梅毒」が全国で急増 SNS、マッチングアプリでの出会いが一因か 地方でも拡大…男性20~60代、女性10~40代に多く 長野県で“過去最多”


【画像】発疹が体中に 口の中にしこりが

全国的に感染者が急増

長野県内の届出数も、ここ数年 急激に増加していて、11月24日現在で81件と、1999年 に感染症法による調査を開始して以降、最多となった。その後も患者数は増えていて、12月8日時点で87件に上っている。

男女とも幅広い年代

また、約3割の患者は症状が進行してから診断を受けており、早期発見・早期治療の重要性が指摘されている。

梅毒の初期症状は、感染部位に痛みのない潰瘍ができることがある。その後、全身に発疹が現れたり、発熱や頭痛などの症状が出ることもある。これらの症状は自然に消えることがあるが、適切な治療を受けないと重症化する可能性がある。

匿名・無料で検査可能

検査は予約制となっており、感染の不安のある人は最寄りの保健所に問い合わせることが推奨されている。

感染予防にはコンドーム使用を

ただし、コンドームが覆わない部分からも感染する可能性があるため、皮膚や粘膜に異常がある場合は性的接触を控え、早期に医療機関を受診することが勧められている。

SNS普及などが背景か

また、新型コロナウイルスの5類移行後、人々の行動範囲が広がったことも一因とみられるとしている。

(長野放送)

長野放送



Source link