自転車と歩行者の事故増加を受け、テレビ朝日の元コメンテーター玉川徹氏が、自転車免許制の導入を強く主張しました。「羽鳥慎一 モーニングショー」での白熱した議論をjp24h.comが詳しくお届けします。
玉川氏「免許制こそ自転車事故撲滅の鍵」
番組では、歩道を走る自転車と歩行者の事故が増加傾向にあるという問題を取り上げました。これに対し、玉川氏は「歩道は原則自転車通行禁止とし、免許制を導入すべき」と断言。子供は学校で教育できるが、大人には同様の機会がないため、免許制が必要だと力説しました。
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識者との対立「教育こそ重要」vs「強制力が必要」
一方、NPO法人自転車活用推進研究会理事長の小林成基氏は、罰金制度の強化による抑止力向上を提案。「免許があっても事故や違反は起こる。教育こそが重要」と、玉川氏の主張に反論しました。
玉川氏は「教育の強制力はどう担保するのか?」と疑問を投げかけ、小林氏は自転車用信号機の設置などを挙げつつ、世界的に免許制を採用している国が少ないこと、莫大な維持費がかかることなどを理由に、免許制に反対の立場を表明しました。
動力付き自転車の普及も免許制導入の必要性を強調
玉川氏はさらに、電動アシスト自転車など動力付き自転車の普及を踏まえ、「教習方法はどうするのか?免許制なしに強制力は得られない」と重ねて主張。小林氏が自転車購入時にルールブックが付属している点を指摘すると、玉川氏は「誰も読まない!」と声を荒らげ、羽鳥慎一アナウンサーから注意を受ける一幕も。
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自転車事故対策、免許制導入の是非は?
自転車事故増加への対策として、免許制導入の必要性について、専門家の間でも意見が対立しています。交通安全教育の充実、罰則強化、インフラ整備など、様々な角度からのアプローチが求められています。今後の議論の行方に注目が集まります。
自転車の安全利用、事故防止に向けて、私たち一人ひとりが改めて交通ルールを意識し、安全運転を心がけることが大切です。jp24h.comでは、今後も交通安全に関する最新情報をお届けしていきます。