classの元メンバー日浦孝則さんが、フジテレビの番組「ぽかぽか」に出演し、ミリオンセラーを記録した名曲「夏の日の1993」の印税額を明かし、スタジオを驚かせました。300万円という金額に、視聴者からも驚きの声が上がっています。
夢を掴んだ遅咲きのデビュー、そしてミリオンヒットへ
日浦さんは、コンピューター会社に勤務しながらも歌手の夢を諦めきれず、33歳という遅咲きのデビューを果たしました。1993年にリリースされた「夏の日の1993」は、多くの人々の心に響き、ミリオンセラーという大記録を樹立。夏の定番ソングとして、今もなお親しまれています。
class日浦孝則さんの写真
衝撃の告白!ミリオンヒットの印税はわずか300万円
番組内で日浦さんは、「夏の日の1993」の印税について、「残すほどなかった」と告白。当時、事務所が6割、残りの4割をメンバー2人で分け合う契約だったため、自身の手に残ったのはわずか300万円ほどだったと明かしました。ミリオンセラーを記録した曲の印税としては、あまりにも少ない金額に、スタジオの出演者たちは驚きを隠せない様子でした。
音楽業界に詳しい評論家のA氏(仮名)は、「当時の音楽業界の契約慣習を考えると、事務所の取り分が大きかったケースは珍しくなかった。しかし、ミリオンセラーという大ヒットにも関わらず、アーティストの印税がこれほど少ないというのは、やはり衝撃的だ」とコメントしています。
印税分配の不均衡、アーティストへの還元は?
この告白を受け、SNS上では「信じられない」「もっともらっていいはず」「アーティストへの正当な評価が必要」といった声が多数上がっています。音楽業界における印税分配の不均衡は、長年の課題であり、改めて議論を呼ぶ可能性があります。
classの津久井克行さん
音楽業界の未来、アーティストの権利保護へ
日浦さんの告白は、音楽業界の抱える問題点を浮き彫りにしました。才能あるアーティストが正当な報酬を得られる仕組みづくり、そしてより透明性の高い契約システムの構築が、今後の音楽業界の発展には不可欠と言えるでしょう。
この一件が、音楽業界の未来、そしてアーティストの権利保護について考えるきっかけとなることを期待します。