15年間放置したゴミ屋敷…もはや人が暮らせる状態ではありませんでした。年末の大掃除とは無縁の生活を送るライターが、ゴミ屋敷清掃芸人の柴田賢佑氏に依頼し、遂に重い腰を上げました。ゴミ屋敷から脱出した驚きのビフォーアフター、そしてプロの技を徹底レポート!あなたもこの記事を読んで、家の片付けモチベーションを高めてみませんか?
ゴミ屋敷歴15年のライター、ついに清掃を決意!
実は私、15年以上もの間、ゴミ屋敷で暮らしていました。エアコンも風呂もない1DKの部屋は、玄関から一歩入ると、そこはゴミの山。4畳半のフローリングは、トイレのドアを開けるためのわずかなスペースを除いて、ゴミで埋め尽くされていました。数年前まではかろうじて床が見えていましたが、積み上げた段ボールが崩壊し、今ではほぼ見えなくなってしまったのです。
奥の6畳の和室も同様で、服や雑誌が積み重なり、膝下まで届く「ゴミの地層」が形成されています。畳を最後に見たのは、東日本大震災の時。棚から物が落ちてきたものの、既にゴミ屋敷化していたため、何が落ちたのかすら分からず、復旧を諦めた記憶があります。
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ゴミ屋敷清掃のプロ「お片付けブラザーズ」柴田氏登場!
このままではいけないと思いながらも、長年放置していたゴミ屋敷。そんな時、20年来の知人であるゴミ清掃芸人、マシンガンズ滝沢秀一氏から、ゴミ屋敷清掃のプロ、六六三六・柴田賢佑氏を紹介してもらいました。柴田氏は「お片付けブラザーズ」という団体を設立し、ゴミ屋敷清掃の活動をされています。今回、取材だからといって無料ではなく、完全自腹での依頼です。
意外な評価!?私のゴミ屋敷は「きれいな方」
柴田氏に初めて家を見てもらった時、正直、とても緊張しました。しかし、ゴミの山に足を踏み入れる前に「失礼します!」と一声かけてくれた柴田氏の丁寧さに、少し心が軽くなりました。
そして、驚いたことに、柴田氏から「意外ときれいですね!」との言葉が。なんと、私のゴミ屋敷は「きれいな方」とのこと。液体や生ゴミがなく臭くない、ゴキブリやネズミもいない、まさに「紙屋敷」という評価でした。実は10年以上自炊をしておらず、全て外食で済ませていたことが、高評価につながったようです。
2日間の清掃で劇的ビフォーアフター!
見積もりの結果、清掃にかかる日数は2日間。初日にフローリング部分を片付け、可能な限り和室にも着手し、2日目ですべてをクリアにするという計画です。
プロの技が光る!ゴミ屋敷清掃の実際
初日は、主にフローリング部分のゴミを分別・搬出。柴田氏の的確な指示のもと、作業はスムーズに進みました。「ゴミ屋敷清掃のプロ」としての知識と経験が、遺憾なく発揮されています。
ゴミ屋敷からの脱出!そして未来へ
2日間の清掃作業を終え、私の部屋は劇的に生まれ変わりました。15年間放置していたゴミの山が消え、床が見える喜びは、言葉では言い表せません。
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今回の経験を通して、改めて「片付けの大切さ」を実感しました。家は、ただ寝るだけの場所ではなく、心身を休める大切な空間です。快適な生活空間を取り戻すことで、心も軽くなり、前向きな気持ちで未来へと歩んでいけそうです。
この記事を読んで、少しでも「片付けよう」という気持ちになった方は、ぜひ行動に移してみてください。小さな一歩が、大きな変化につながるはずです。