子供の頃に飼っていた犬が亡くなり悲しみに暮れていたタイムマシーン３号の関さん。そんな関少年を元気づけようと、祖父がとった行動がスタジオを騒然とさせました。フジテレビ「上田晋也のトーク検定ランキング」での出来事です。 27人の芸人たちが「一番ヤバかった」トークを披露するこの番組で、関さんは衝撃の幼少期エピソードを語りました。
亡くなった愛犬の代わりに…まさかのニホンカモシカ！？
「犬が死んで悲しんでいた僕を見て、おじいちゃんが『俺がどうにかする』と言って山へ行ったんです」と語り始めた関さん。祖父は夕方に帰宅し、「犬はいなかった。子ヤギがいたから捕まえてきた。飼っていい」と告げたそうです。
喜び勇んで母と見に行った関少年。そこにいたのは黒い子ヤギ…ではなく、なんとニホンカモシカ！「可愛い！」と喜ぶ関さんをよそに、母親は「ちょっと待って。これ、ニホンカモシカじゃない？」と一言。スタジオは騒然となりました。
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ニホンカモシカ捕獲は犯罪…！？母親の機転で事なきを得る
ニホンカモシカは特別天然記念物。捕獲はもちろん、飼育も禁止されています。関さんも「ガッチガチの犯罪なんですよ」と認め、相方の山本さんは「おまえ、きょう芸人辞めるんか」と呆れる事態に。
しかし、関さんの母親の機転で事態は収拾します。「お母さんが人質を逃がすみたいに、ナタでロープを切って『逃げろー！』って逃がしたんです」と関さん。なんとか事なきを得たようですが、スタジオは驚きを隠せない様子でした。番組内でも「ニホンカモシカは国の特別天然記念物に指定されています。誤って捕獲した場合は速やかに安全に放しましょう」との注釈が表示されました。
天然記念物と知らずに… 祖父の行動に様々な意見
このエピソードに対し、SNS上では様々な意見が飛び交っています。「おじいちゃん、天然記念物って知らなかったのかな…」「関さんのお母さんの冷静な判断が素晴らしい」「笑い話で済んでよかったけど、改めて天然記念物の大切さを考えさせられた」といった声が聞かれました。 野生動物保護の専門家、山田一郎氏（仮名）は「今回のケースは結果的にニホンカモシカが無事に戻れたため不幸中の幸いと言えるでしょう。しかし、野生動物を捕獲することは生態系への影響も大きく、絶対に避けるべき行為です。」と警鐘を鳴らしています。
この一件は、私たちに野生動物保護の重要性を改めて認識させてくれる出来事となりました。関さんの幼少期の衝撃エピソード、そして家族の行動は、視聴者に様々な感情を呼び起こしたに違いありません。
