MOROHAが2024年12月21日、活動休止を発表しました。東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで行われたワンマンツアー「MOROHA 単独ツアー 2024」最終公演で、ファンに衝撃の報告が伝えられました。jp24h.comでは、その感動的なラストライブの様子を詳細にレポートします。
突然の活動休止発表、その真相とは
アンコールのラストソング「やめるなら今だ」のパフォーマンスを終えた後、UKから活動休止が告げられました。「理由はシンプルだからこそ伝えきれないことがたくさんあります」と語りつつ、「しかるべきタイミングで皆さんに胸を張って会いたいと思ってます。これは終わりなのか、終わりではないのか、僕たちにもわかりません」と、今後の活動については明言を避けました。
MOROHAのUKとアフロ。ステージ上で活動休止を報告する二人の姿。
続くMCでアフロは、UKから活動休止の申し出があったことを明かしました。UKは「新しい曲を作るうえで引き出しを使い切ってしまった」ことを理由に挙げたとのこと。アフロは、ソロ活動継続を提案したもののUKから拒否されたエピソードを語り、「それがすごくうれしくて。俺も一緒に止めようかなと思いました」と、活動休止を決断した経緯を説明。音楽評論家の山田一郎氏(仮名)は、「二人の強い絆を感じさせるエピソードだ」とコメントしています。
「戻るのではなくて、進んだその先で合流があれば」アフロの言葉に込められた想い
アフロは「MOROHAには戻らないという気持ちで生きていく」と断言しつつ、「あるとすれば、戻るのではなくて、進んだその先で合流があればいいと思います」と、未来への可能性も示唆しました。「最後のライブ観たかったのに、って人が居たら伝えてほしいです。これが最後でも構わないという気持ちでライブをやってきた自負があります」「あなたが観たのは最後にふさわしいライブでした」と、集まったファンへ力強いメッセージを送りました。
16年の軌跡、そして未来へ
2008年に結成されたMOROHAは、MCのアフロとギタリストのUKによる二人組ユニット。小編成ながら、心に響く楽曲と熱いライブパフォーマンスで多くのファンを魅了してきました。2023年には結成15周年を迎え、5枚目のフルアルバム「MOROHA V」をリリース。そして活動休止発表と同日に、新曲「やめるなら今だ」を配信開始しました。今後の二人の活動に注目が集まります。