地方創生「無残にひっくり返らない」　北村氏、台風で例え

　北村誠吾地方創生担当相は２７日の報道各社のインタビューで、全国での地方創生の取り組みに関し「確実に根付いている。この前の風台風で無残にもひっくり返るような根の張り方ではない」と述べた。強風を伴った台風１５号では千葉県内で大規模停電や多数の住宅被害が出ており、被災地への配慮を欠いた例えとして批判される可能性がある。

　地方創生が下火になっているのではないかとの質問に答えた。

　北村氏は地方創生推進交付金が各地で使われているとして「下火になり、静かになったというのではなく、むしろ根が伸び、深く広く生えてきている」と反論した。