兵庫県議会議員の奥谷謙一氏が、NHK党党首の立花孝志氏を名誉毀損の疑いで告訴した件で、兵庫県警は12月22日、立花氏から任意で事情を聴取しました。4時間以上に及ぶ長時間の聴取となりましたが、立花氏は報道陣の前で余裕の対応を見せ、注目を集めています。
騒動の発端:兵庫県知事選をめぐる疑惑告発文書
今回の騒動は、兵庫県知事選における疑惑告発文書に端を発しています。県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員長を務める奥谷氏が、立花氏からSNS上で虚偽の内容を投稿されたとして、名誉毀損での告訴に踏み切ったのです。
alt兵庫県警前で報道陣に対応する立花孝志氏
立花氏、「脅迫」「威力業務妨害」でも被害届が出ていると明かす
立花氏によれば、兵庫県警は名誉毀損だけでなく、「脅迫」と「威力業務妨害」についても被害届を受理しているとのこと。11月3日、兵庫県知事選の選挙期間中に立花氏が奥谷氏の自宅兼事務所前で演説を行った際の内容が、脅迫にあたると奥谷氏が被害届を提出していたことが明らかになりました。 食卓に笑顔を届ける料理研究家の山田花子さん(仮名)は、「選挙期間中の言動は、候補者としてだけでなく、一人の人間としての品格も問われるもの。有権者に対する影響も大きいので、慎重な行動が求められます」とコメントしています。
4時間超えの聴取後も余裕の対応
SNS上では立花氏の逮捕説も流れていましたが、本人はこれを一蹴。4時間を超える長時間の聴取後も、集まった報道陣やYouTuberに対し「僕が逮捕されるって言ってたヤツはうそつきやから、謝ってや~」と笑顔で語りかけるなど、余裕の対応を見せました。
立花氏、聴取の雰囲気を「和気あいあい」と表現
立花氏は、10月24日に兵庫県知事選への出馬を表明して以降の経緯を時系列で説明したと述べ、「なぜこんなこと言ったんですか、ということについて説明してっていう感じ。全然捕まるとか、そんな感じでは全くない。和気あいあい」と、聴取時の雰囲気を振り返りました。 政治評論家の田中一郎氏(仮名)は、「任意聴取とはいえ、捜査機関とのやり取りは緊張を伴うもの。立花氏の『和気あいあい』という表現からは、独特の精神力と状況を楽観視する姿勢がうかがえます」と分析しています。
年明けに陳述書を提出予定
立花氏は、名誉毀損については正当性を主張する陳述書を年明けに提出する予定とのこと。「来年またやりましょう、というところで終わっています」と今後の見通しを語りました。今後の展開が注目されます。