2024年12月22日、漫才日本一を決める『M-1グランプリ2024』が開催され、令和ロマンが前人未到の連覇を達成しました! 2年連続トップバッターというプレッシャーをはねのけ、過去最多1万330組の頂点に立った彼らの漫才は、会場を熱狂の渦に巻き込みました。今回は、2015年以来となる9人体制の審査員にも注目が集まりました。実力派芸人たちが令和ロマンの漫才にどのような評価を下したのか、その詳細を紐解いていきます。
9人体制の審査員、それぞれの想いを胸に
今年のM-1グランプリは、2015年以来となる9人体制の審査員で実施されました。オードリーの若林正恭さん、中川家の礼二さん、かまいたちの山内健司さん、ナイツの塙宣之さん、博多華丸・大吉の博多大吉さん、笑い飯の哲夫さん、アンタッチャブルの柴田英嗣さん、海原やすよ・ともこの海原ともこさん、NON STYLEの石田明さんという豪華な顔ぶれ。松本人志さん、山田邦子さん、サンドウィッチマンの富澤たけしさんが審査員から外れた一方で、若林さん、山内さん、柴田さんが初審査員として参加。石田さん、哲夫さんは2015年以来のM-1審査員復帰となりました。
M-1グランプリ2024の審査員9人
審査員登場時の挨拶では、「人生」というキーワードが印象的でした。ともこさんが柴田さんの「人生決まるしな」という発言を暴露し、会場の笑いを誘う場面も。柴田さんは「M-1は人生を変える大会。出場者の皆さんの人生をかけたネタを楽しみにしています」とコメント。山内さんは「光栄です。明日から少し態度が大きくなってしまうかも」と冗談めかして語り、石田さんは「2008年のM-1で優勝した時の上位4組(NON STYLE、オードリー、ナイツ、笑い飯)が審査員席に並んでいるのが感慨深い。M-1は私の人生を変えてくれた大会。今日は誰の人生が変わるのかドキドキしています」と喜びを表現しました。若林さんは「初めて漫才に点数をつけますが、M-1には人生を救われたので、真剣に審査します」と力強く宣言。審査員それぞれのM-1への熱い想いが伝わってきました。
令和ロマン、圧巻の漫才で連覇達成!
2年連続トップバッターという重圧の中、令和ロマンは堂々とした漫才を披露。独自のテンポと世界観で会場を魅了し、見事優勝を勝ち取りました。審査員からも高い評価を受け、まさに実力派漫才師としての実力を証明した瞬間でした。
過去の王者たちからの賞賛の声
過去のM-1王者である哲夫さん、石田さんからも絶賛のコメントが寄せられました。哲夫さんは「令和ロマンの漫才は、新しい時代の漫才の形を示している」と語り、石田さんは「彼らの漫才は、技術と才能が融合した最高傑作」と称賛。令和ロマンの漫才が、漫才界に新たな風を吹き込んでいることを示唆する言葉でした。
新時代の漫才の幕開け
令和ロマンの連覇は、M-1グランプリの歴史に新たな1ページを刻みました。9人体制の審査員、そして新たな王者。M-1グランプリは、これからも進化し続け、日本の漫才界を盛り上げていくことでしょう。今後のM-1グランプリ、そして令和ロマンの活躍に期待が高まります。