渡辺明九段、膝手術後の経過を報告!リハビリの様子や現在の心境を語る

将棋界のトップ棋士、渡辺明九段が前十字靭帯再建手術後の経過を自身のX(旧Twitter)で報告し、ファンの間で話題となっています。本記事では、渡辺九段の術後経過やリハビリの様子、そして現在の心境について詳しく解説します。

手術から5日目、院内生活にも慣れてきた渡辺九段

手術から5日目、渡辺九段はXで現在の状況を報告。体から管が外れ、病院スタッフとの接触も食事や検温時のみとなり、病院にいる感覚が薄れてきたと語っています。

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松葉杖を使うことにも慣れてきたようですが、医師から「動きが雑になる」と注意を受けたとのこと。慎重に使用するよう心掛けているそうです。

リハビリや将棋観戦で過ごす日々

渡辺九段は1日1~2回、45分ほどの時間をリハビリに充てています。これまで筋トレの経験がほとんどなかったため、リハビリ自体を楽しんでいる様子。リハビリの先生から膝の知識を学ぶことも、今後のためになると前向きに捉えています。

空き時間は散歩や自主トレ、将棋観戦、将棋研究、読書、テレビなどで過ごしているとのこと。将棋への情熱は変わらず、療養中も研究に余念がないようです。著名なスポーツドクターである佐藤先生は、「リハビリは焦らず、地道に続けることが重要。渡辺九段の積極的な姿勢は素晴らしい」とコメントしています。

腰や踵の痺れも軽快、復帰に向けて前向きな姿勢

手術後、48時間ほどベッド上で過ごしたことで腰周りの炎症や踵の痺れに悩まされていた渡辺九段ですが、運動量が増えたことで症状が軽快したと報告しています。

フットサルでの怪我、手術を決断した経緯

渡辺九段は6月に予定していた手術を回避して対局を続けてきましたが、11月頃に症状が悪化。このままでは難しいと感じ、手術を決断したことを明かしています。怪我の原因はフットサルであり、自身の健康管理の甘さを反省している様子。「後悔、焦り、不安といったマイナスの感情ばかり」としながらも、「目の前のことをやっていくしかない」と前向きな姿勢を見せています。

復帰時期は未定、慎重に検討へ

日本将棋連盟は、渡辺九段の休場期間を12月19日から来年1月20日までと発表しています。休場期間中に予定されていたA級順位戦7回戦の永瀬拓矢九段戦は延期。ABEMAの将棋番組への出演も見送ることになりました。

渡辺九段自身は復帰時期について「状態を見て慎重に検討していきたい」とコメント。一日も早い復帰を願うファンからは、多くの応援メッセージが寄せられています。