河野防衛相、イラン国防相と歴代初の会談 電話で中東安定化求める

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 河野太郎防衛相は1日、イランのハタミ国防軍需相と防衛省で電話会談した。両国の防衛相が会談するのは歴代で初めて。河野氏は、日本の輸入原油の8割が中東・ホルムズ海峡を通過することを挙げて「この地域の安定は日本のエネルギー安全保障に直接関係がある」と伝え、イランが中東情勢の安定化に向けて建設的な役割を果たすよう求めた。

 両氏は、サウジアラビアの石油施設が攻撃され、米国やサウジなどがイランの関与を主張している問題について意見交換した。ホルムズ海峡を通過する民間船舶を護衛するための米国主導の有志連合構想も議論したが、河野氏はやりとりの内容について「差し控える」とした。

 電話会談はイラン側が持ちかけ、30分間行われた。冒頭、ハタミ氏から防衛相就任への祝意が伝えられた。河野氏は会談後、記者団に「外交努力により中東の緊張緩和を目指すのが日本政府の方針だが、防衛当局間でも意見交換できるチャンネルを築くことは大事だ」と述べた。

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