政府、北に抗議 日朝会談目指す方針変えず 菅官房長官

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 記者会見する菅官房長官=2日午前、首相官邸
 記者会見する菅官房長官=2日午前、首相官邸

 菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、同日朝に弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対して、北京の大使館ルートを通じて抗議したことを明らかにした。同時に、日本人拉致問題解決に向けて条件を付けずに日朝首脳会談を目指す方針に変わりはないとの考えを示した。

 菅氏は「拉致問題の解決に向けてわが国自身が主体的に取り組むことが重要だ。一日も早い解決に向けてあらゆるチャンスを逃すことはなく、全力で行動していく方針に変わりはない」と強調した。今回の発射を受けて日米首脳による電話会談を実施するかどうかについては「現時点では(予定は)ない」とした。

 菅氏は記者会見で、現時点では1発が発射され、2つに分離して落下した可能性があると説明。これに先立つ同日朝の臨時記者会見では「2発が発射されたとみられる」と発表していたため修正した。菅氏は北朝鮮に対し「極めて問題のある危険な行為で断じて容認できない」と批判した。

 北朝鮮は同日午前7時10分ごろに北朝鮮の東岸から東方向に弾道ミサイルを発射した。同27分には島根県隠岐諸島の島後沖の北に約350キロの排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられ、飛翔(ひしょう)距離は約450キロ、最高高度は約900キロと推定される。

 韓国大統領府は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験の可能性があると公表しているが、菅氏は「わが国としては詳細は分析中だ」と述べるにとどめた。

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