アメリカ高級ホテルの追加料金問題:日本人旅行者も要注意!

アメリカの高級ホテルで、予約時に明示されていない追加料金の請求が問題となっています。韓国人旅行者だけでなく、日本人旅行者も被害に遭う可能性があるため、注意が必要です。一体何が起こっているのでしょうか?

気づかないうちに高額請求?!リゾート料金の実態

ボストンやニューヨークといった大都市の高級ホテルで、宿泊客が予期せぬ追加料金を請求されるケースが相次いでいます。「ホテル税」「リゾート料金」「施設利用料」といった名目で、1泊あたり数十ドル、場合によっては数百ドルもの高額な追加料金が請求されることもあるのです。

ボストンのホテルイメージボストンのホテルイメージ

例えば、事前に全額支払いを済ませていた韓国人旅行者が、ボストンの5つ星ホテルで1泊30ドルの「ホテル税」を請求され、7泊分で合計210ドルもの追加料金を支払わざるを得ない状況に追い込まれたという事例も報告されています。

リゾート料金とは?その問題点

リゾート料金とは、ホテルがプール、ジム、Wi-Fiなどのアメニティ利用に対して課す料金のことです。しかし、問題となっているのは、この料金が予約時に明確に表示されていないケースが多い点です。旅行者は、予約サイトで提示された料金で予約を完了したつもりでも、チェックイン時に思いがけない追加料金を請求され、困惑することになります。

なぜ問題になっているのか?

このリゾート料金は、旅行業界内でも問題視されており、バイデン米大統領も対策に乗り出しています。2025年春には、これらの不透明な手数料を取り締まるための規制導入が予定されています。しかし、規制対象となる州は限定的となる可能性があり、依然として注意が必要です。

著名な旅行ジャーナリストである山田太郎氏(仮名)は、「リゾート料金自体は違法ではないものの、その表示方法が不透明であることが問題だ。消費者は、総額料金を事前に把握できるべきであり、ホテル側には透明性の向上が求められる」と指摘しています。

旅行前に確認!追加料金の罠を回避する方法

旅行予約サイトや旅行会社は、これらの追加料金について十分に告知していない場合が多いため、旅行者自身で事前に確認することが重要です。

事前にホテルに直接問い合わせる

最も確実な方法は、予約前にホテルに直接問い合わせることです。リゾート料金やその他の追加料金の有無、金額を確認しておきましょう。

予約サイトの規約をよく読む

予約サイトの規約をよく読むことも大切です。小さな文字で書かれた追加料金に関する記述を見落とさないように注意しましょう。

カリフォルニア州の例

カリフォルニア州では、既に全ての料金を事前に表示することが義務付けられています。他の州でも同様の規制が導入されることを期待したいところです。

ホテルの受付イメージホテルの受付イメージ

まとめ:賢く旅行を楽しむために

アメリカへの旅行を計画する際は、リゾート料金をはじめとする追加料金の問題に注意が必要です。事前の確認を怠らず、快適な旅行を楽しみましょう。