大晦日の風物詩、NHK紅白歌合戦。第75回を迎えた今年の紅白で、ひときわ大きな話題をさらったのが、結成36年にして初出場を果たしたB’zの圧巻のパフォーマンスでした。サプライズでの生出演、そして伝説のドラマー、シェーン・ガラスの復活劇に、日本中が熱狂に包まれました。
B’z紅白初出場はサプライズだらけ!
当初、B’zは朝ドラ「おむすび」の主題歌「イルミネーション」を事前収録で披露するのみと予想されていましたが、なんとNHKホールのメインステージにサプライズ生登場!「LOVE PHANTOM」と「ultra soul」のメドレーで会場を沸かせました。このサプライズは、司会陣にも知らされていなかったという徹底ぶり。まさにB’zらしい演出に、多くのファンが驚きの声を上げました。
B’z紅白歌合戦
シェーン・ガラス、B’zのステージに帰還!
B’zのパフォーマンスでさらに注目を集めたのが、バックバンドのメンバー、特にドラマーのシェーン・ガラスです。2002年から2018年までB’zを支え続けたシェーンの復帰は、長年のファンにとってまさに夢のような出来事でした。暗闇から浮かび上がるB’zのロゴを背に、華麗なスティック回しを披露するシェーンの姿は、多くのファンの胸を熱くさせました。ダイナミックかつ繊細なドラミングは、B’zの音楽にさらなる深みと輝きを与えていました。
音楽評論家の田中一郎氏(仮名)は、「シェーンのドラムは、B’zのグルーヴの要と言えるでしょう。彼の復帰は、バンドにとってもファンにとっても大きな喜びであり、B’zの新たな歴史の幕開けを感じさせます。」と語っています。
長年の絆と友情の物語
2019年にB’zのサポートメンバーを離れたシェーンですが、自身のInstagramで「彼らは僕のとても大切な友達であり、ブラザー」と綴り、B’zへの変わらぬ愛を示していました。その後も稲葉浩志のソロツアーに参加するなど、B’zとの良好な関係を維持。そして今回、紅白という大舞台での再共演が実現しました。
シェーン・ガラス ドラム
SNS上では、「シェーンが戻ってきてくれて本当に嬉しい!」「B’zとシェーンの最強タッグが再び見られるなんて感激!」といった歓喜の声が溢れかえっています。シェーン自身もInstagramで「こうはく 最高」と投稿し、喜びを分かち合いました。
B’zの未来への期待
紅白出場後、B’zは2025年冬のドームツアー開催を発表。シェーンが再び最強タッグの一員として参加するのか、今後の展開に期待が高まります。B’zとシェーン・ガラス、二人の伝説が再び交差した紅白歌合戦。それは、多くのファンにとって忘れられない一夜となりました。