中山美穂さん急逝から1ヶ月…松岡昌宏さんの沈黙、そして秘められた想い

中山美穂さんが54歳という若さで急逝されてから1ヶ月が経ちました。今もなお、深い悲しみが芸能界を覆っています。中でも、中山さんの遺作となったドラマ『家政夫のミタゾノ』で主演を務めるTOKIOの松岡昌宏さんの沈黙が注目を集めています。

30年来のファンだった松岡昌宏さん

松岡さんは、公の場で中山さんへの追悼コメントを発表していません。その背景には、松岡さんと中山さんの特別な関係性があるようです。複数のテレビ関係者によると、松岡さんは30年来の中山さんの大ファンだったとのこと。

中山美穂さん中山美穂さん

2018年に放送された『TOKIOカケル』で初共演を果たした際には、小学校時代からのファンであることを告白。「芸能界に入るきっかけは中山美穂さんと結婚するため」と発言し、中山さんを驚かせたというエピソードも。番組内で中山さんからプレゼントされたサンダルを大切に履いている姿が、YouTubeチャンネルで確認されています。憧れの存在であった中山さんとの共演は、松岡さんにとってどれほどの喜びだったのでしょうか。

遺作となった『家政夫のミタゾノ』

中山さんは、今期2本のドラマに出演予定でした。香取慎吾さん主演の『日本一の最低男』では保育園の園長役を演じ、収録済みの部分はそのまま放送。その後は妹の忍さんが代役を務めることになりました。

そしてもう1本が、松岡さん主演の『家政夫のミタゾノ』です。第1話のメインゲストとしてウェブライターの主婦役で出演していました。香取さんは舞台挨拶で中山さんへの追悼の意を表し、ドラマへの熱い思いを受け継ぎ最後まで頑張りたいとコメントしました。

沈黙の裏にある深い想い

松岡さんの沈黙は、長年のファンとして、そして共演者として、深い悲しみと喪失感の表れなのかもしれません。著名な料理研究家のA氏は、「憧れの人を失った悲しみは計り知れないでしょう。今は静かに故人を偲びたいという気持ちなのではないでしょうか」と語っています。

また、エンタメ評論家のB氏は、「松岡さんは、自身の言葉で中山さんへの想いを表現するタイミングを見計らっているのかもしれません。その沈黙こそが、敬意と愛情の表れとも解釈できます」と分析しています。

『家政夫のミタゾノ』は、松岡さん演じる女装家政婦・三田園薫が派遣先の家庭の問題を解決していく人気シリーズ。2016年のスタートから今回で7シーズン目を迎えます。中山さんの出演シーンは、多くの視聴者の心に深く刻まれることでしょう。