近畿地方、大雪に伴う高速道路の予防的通行止め情報!名神・北陸道など10日未明から

近畿地方整備局は、大雪の影響による交通麻痺を防ぐため、名神高速道路や北陸自動車道など主要高速道路において、10日未明から予防的な通行止めを実施すると発表しました。不要不急の外出は控え、最新の情報を確認するように呼びかけています。

大雪予報と通行止め実施の背景

福井県、近畿北部、中部地方では9日夕方から10日にかけて大雪が予想されています。特に福井県、岐阜県、滋賀県では積雪が深刻化すると見られ、これらの地域を通る高速道路や国道では、10日午前2時以降、大規模な立ち往生が発生する前に予防的に通行止めが実施される予定です。

大雪で立ち往生する車の列大雪で立ち往生する車の列

ネクスコ西日本による通行止め区間

西日本高速道路(ネクスコ西日本)によると、9日午後4時現在の見通しでは、10日午前2時以降、滋賀県南部で雪がそれほど強まっていない場合でも、栗東湖南IC以北は通行止めとなる予定です。詳細な通行止め区間については、近畿地方整備局の発表やネクスコ西日本のウェブサイトをご確認ください。

過去の立ち往生事例と対策

近畿地方整備局によると、過去には雪で動けなくなったノーマルタイヤの車両が原因で、大規模な立ち往生が発生したケースが多く見られます。今回の予防的通行止めも、こうした事態を未然に防ぐための措置です。

冬用タイヤの装着とチェーン携行の重要性

不要不急の外出は控えるべきですが、やむを得ず車で移動する場合は、冬用タイヤの装着、またはタイヤチェーンの携行を強く推奨します。「備えあれば憂いなし」です。安全運転を心がけ、余裕を持った行動を計画しましょう。

大雪の道路状況大雪の道路状況

最新情報の入手方法

道路状況は刻々と変化するため、最新の情報を確認することが重要です。道路交通情報センターのウェブサイトや、高速道路会社のウェブサイト、ラジオなどで最新情報を入手するようにしましょう。気象情報にも注意し、安全な行動を心がけてください。

専門家の意見

交通安全コンサルタントの山田一郎氏は、「大雪時の運転は非常に危険です。予防的通行止めはドライバーの安全を守るための重要な措置です。最新の情報を確認し、無理な運転は絶対に避けましょう」と注意を促しています。