健康寿命を延ばしたい、誰もがそう願うことでしょう。この記事では、78歳にして生物学的年齢57.6歳を誇るクリーブランド・クリニックのチーフ・ウェルネス・オフィサー、マイケル・ロイゼン博士が実践する6つの健康習慣をご紹介。難しいライフスタイルの変化は必要ありません。毎日の生活に手軽に取り入れられる、健康長寿の秘訣を伝授します。
1. 積極的に歩く
ロイゼン博士自身、1日1万歩を目標にしています。もちろん、1万歩に達しなくても、歩くこと自体に大きなメリットがあります。例えば、職場から少し離れた場所に駐車するなど、日常生活に歩く機会を積極的に取り入れてみましょう。2023年のケンブリッジ大学の研究でも、週75分の早歩きで心血管疾患やがんによる死亡リスクが低下することが示されています。ウォーキングは手軽で効果的な健康習慣、今日から始めてみませんか?
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2. アボカド、サーモン、オリーブオイルを食生活に取り入れる
ロイゼン博士が推奨する食品は他にもありますが、特にアボカド、サーモン、オリーブオイルは心血管疾患リスクの軽減に効果的です。これら3つの食材は、和食洋食問わず様々な料理に活用できます。毎日の食事にバランスよく取り入れて、健康的な食生活を送りましょう。
3. 脳を使うゲームで認知機能を維持
脳の活性化は健康長寿に欠かせません。ロイゼン博士は、クロスワードパズルや数独など、脳を使うゲームを習慣的に行うことを勧めています。近年、様々な脳トレアプリも登場しています。自分に合った方法で、楽しみながら脳を鍛えましょう。
4. マルチビタミンで栄養バランスを整える
現代の食生活では、どうしても栄養バランスが偏りがちです。ロイゼン博士は、マルチビタミンの摂取で不足しがちな栄養素を補うことを推奨しています。栄養バランスの改善は、健康維持の基盤となります。
5. ワクチン接種で感染症を予防
感染症は健康寿命を縮める大きな要因です。予防接種は、自分自身を守るだけでなく、社会全体の健康を守る上でも重要です。推奨されるワクチン接種をきちんと受けて、感染症リスクを最小限に抑えましょう。
6. ストレスを管理し、質の高い睡眠を確保する
ストレスは万病の元。ロイゼン博士は、瞑想やヨガなど、自分に合った方法でストレスを管理することの重要性を説いています。また、質の高い睡眠も健康維持に不可欠です。リラックスできる環境を整え、心身ともに休ませる時間を大切にしましょう。
これらの健康習慣は、どれも特別なものではありません。今日から少しずつでも実践することで、健康寿命を延ばし、より充実した人生を送ることができるはずです。