【大河ドラマ「べらぼう」】片岡愛之助、今回は生き残る?蔦重の師匠であり宿敵・鱗形屋孫兵衛を熱演!

江戸時代の出版界を舞台に、蔦屋重三郎の波乱万丈な人生を描くNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。第2回「吉原細見『嗚呼御江戸』」では、吉原遊廓のガイドブック「吉原細見」を考案する蔦重(横浜流星)が登場。そして、この「吉原細見」を手がける本屋の主人、「鱗の旦那」こと鱗形屋孫兵衛役で片岡愛之助さんが登場しました。

片岡愛之助、大河の”死亡フラグ”を回避なるか?

近年、NHK大河ドラマで主要キャストを演じるたびに悲劇的な最期を遂げ、視聴者の間で”死亡フラグ”が囁かれる片岡愛之助さん。2016年の「真田丸」では大谷吉継役、2020年の「麒麟がくる」では今川義元役、そして2022年の「鎌倉殿の13人」では北条宗時役と、いずれも壮絶な討死を遂げています。 そのため、今回の出演でも「またすぐに退場してしまうのでは?」と心配する声が上がっています。

片岡愛之助さんが演じる鱗形屋孫兵衛片岡愛之助さんが演じる鱗形屋孫兵衛

蔦重の成長を支える師匠、そして最大のライバルへ

しかし、今回はこれまでの役柄とは一線を画す存在。鱗形屋孫兵衛は、蔦重に初めて本格的な出版の仕事を任せるなど、商売の基礎を教え導く師匠のような存在です。後に蔦重が本屋業を本格的に始めると、今度は最大のライバルとして激しい争いを繰り広げることになるという、複雑な関係性を持つ人物です。 出版業界の重鎮としての風格と、蔦重との深い因縁を、片岡愛之助さんはどのように演じていくのでしょうか。

鱗形屋孫兵衛の人物像

公式ホームページでは、鱗形屋孫兵衛は「大人向けの絵本・黄表紙『金々先生栄花夢』で黄表紙のパイオニアとなった江戸を代表する日本橋(いまの中央区)や深川(いまの江東区)の地本問屋の主」と紹介されています。 江戸の出版文化を牽引する人物として、蔦重の人生に大きな影響を与えることは間違いありません。

蔦重と鱗形屋孫兵衛、二人の関係性の行方に注目!

師匠と弟子、そしてライバル。蔦重と鱗形屋孫兵衛の複雑な関係性は、ドラマの大きな見どころの一つとなるでしょう。片岡愛之助さんの熱演によって、この人間ドラマはさらに深みを増していくことでしょう。今後の展開に期待が高まります。