ドバイのウォーターフロントに、2棟の高層ビル最上階を繋ぐ斬新なスカイプール付きの超高級住宅が建設中であることをご存知でしょうか? マラシ・マリーナに建設中の「リージェント・レジデンス・ドバイ」は、地上約180メートル、総額10億ドル(約1570億円)という驚愕の価格が予想されています。この記事では、この天空のオアシスとも呼べる豪華なペントハウスの魅力に迫ります。
ドバイの新たなランドマーク、ウルトラペントハウスとは?
「リージェント・レジデンス・ドバイ」は、2棟の高層ビルからなる全63戸の高級レジデンスです。注目すべきは、2棟の最上階をつなぐ全長約13メートルのインフィニティプール。まるで空に浮かんでいるかのような感覚を味わえるこのプールは、「ウルトラペントハウス」と呼ばれる特別な住戸のみに許された特権です。
alt ドバイの「リージェント・レジデンス・ドバイ」の完成予想図。2棟の高層ビル最上階にスカイプールが架かる
ウルトラペントハウス、その驚きの価格と豪華な設備
広さ3250平方メートルを誇るウルトラペントハウスは、寝室6室、ジム、専用エレベーターなどを完備。まさに贅の極みです。他の住戸も603平方メートル以上と広々としており、マラシ・マリーナやブルジュ・ハリファの絶景を堪能できます。
住民だけの特権、プライベートプールと充実のアメニティ
スカイプールはウルトラペントハウス専用の設備ですが、他の住戸にも専用のテラスプールが備わっています。さらに、約25メートルの屋内競泳プールも利用可能。ウォーターアクティビティを満喫できる環境が整っています。
まるで滝のようなテラスプール
各住戸のテラスプールは、建物のファサードから互い違いに突き出た斬新なデザイン。設計を手掛けた建築設計事務所フォスター・アンド・パートナーズによると、「流れ落ちる水」をイメージしたとのことです。
alt ドバイの「リージェント・レジデンス・ドバイ」の完成予想図。建物のファサードから互い違いに突き出たテラスプール
高級リゾート顔負けの共用施設
住民は、テニスコート、パデルコート、屋外ラウンジ、専用映画館、バーチャルゴルフシミュレーターなど、多彩な施設を利用できます。2棟の土台部分には緑地や飲食店、小売スペースも設けられる予定です。
ドバイの進化を象徴する、マラシ・マリーナの再開発
「リージェント・レジデンス・ドバイ」は、マラシ・マリーナのウォーターフロントで進行中の大規模再開発プロジェクトの一環です。ビジネスベイに位置するマラシ・マリーナは、ドバイ中心部の南に位置するドバイクリークに新開発された高層ビル街であり、ドバイの進化を象徴するエリアと言えるでしょう。
建築界の巨匠、フォスター・アンド・パートナーズの手腕
設計を手掛けたフォスター・アンド・パートナーズは、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞したノーマン・フォスター氏が設立した建築設計事務所。UAEでは、「ジ・インデックス」や「知恵の家」、「ザイード国立博物館」など、数々の著名な建築物を手掛けています。彼らの expertise が、この壮大なプロジェクトを支えています。
ドバイのラグジュアリーなライフスタイルを体現する「リージェント・レジデンス・ドバイ」。2027年の完成が待ち遠しいですね。