韓国大統領支持団体「白骨団」の若者、高齢者扇動で批判殺到!その実態とは?

大統領官邸前で過激な抗議活動を行う高齢者たち。しかし、その背後には若者による扇動があったとされ、韓国で物議を醸しています。一体何が起こっているのでしょうか?今回は、大統領支持団体「白骨団」の実態と、若者による高齢者扇動問題について詳しく解説します。

白骨団とは?尹大統領支持団体の過激な抗議活動

ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領を支持する団体「反共青年団」、通称「白骨団」をご存知でしょうか?彼らは過激な抗議活動で知られており、最近その行動がオンライン上で大きな注目を集めています。

尹大統領官邸前で抗議活動を行う高齢者たち尹大統領官邸前で抗議活動を行う高齢者たち

ユン大統領に対する2回目の逮捕状が執行された1月15日、SNS上で「ユン大統領を守ると公言していた白骨団の現在」と題された動画が拡散されました。動画には、白骨団の若者が高齢者たちに「大統領官邸を守ってください」と声を張り上げ、抗議活動を扇動する様子が映っています。

韓国の政治評論家、パク・ソンホ氏は「白骨団のような過激な団体が台頭する背景には、韓国社会の深い分断がある」と指摘しています。

高齢者扇動問題:若者は傍観、高齢者は危険に晒される

特に問題視されているのは、若者自身は抗議活動に積極的に参加せず、高齢者たちを危険に晒している点です。動画には、高齢者たちが車道に横たわり通勤車両の進行を妨害する中、若者が「大統領が車道だけでも塞いでほしいと言っていました!」と叫びながら、写真を撮影する様子が捉えられています。

この行動に対し、ネット上では「自分は安全な場所にいて、他人にリスクを負わせるとは」「白骨団じゃなくて搾取する背骨団だ」といった批判が殺到しています。

批判の的となった若者の正体

この若者は、1月9日に国会で行われた白骨団の記者会見で、与党「国民の力」のキム・ミンジョン議員の背後に立っていた人物だと判明しました。彼の行動は「煽るだけ煽って、自分は何もしない」として、多くの国民から失望と怒りを買っています。

白骨団の活動は今後どうなる?韓国社会への影響は?

白骨団の過激な抗議活動と若者による高齢者扇動問題は、韓国社会に大きな波紋を広げています。今後の白骨団の活動、そして韓国社会への影響に注目が集まっています。

韓国政治ジャーナリスト、イ・ジヨン氏は「白骨団のような団体の存在は、健全な民主主義にとって脅威となる可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

白骨団の問題は、単なる政治的な問題にとどまらず、世代間の対立や社会の分断といったより深い問題を浮き彫りにしています。