尹大統領、公捜処と自主出頭を協議中…大統領警護次長は逮捕


尹大統領側の石東炫(ソク・ドンヒョン)弁護士はこの日午前、フェイスブックを通じて尹大統領が公捜処と自主出頭を議論中だと明らかにした。石弁護士は「あまりにも多くの公捜処と警察が大量に入ってくる状況で、官邸の外で市民がケガをしたという話も入ってきて、また警護処職員と警察間に衝突が起きれば大変なことになるため、やむを得ず公捜処に自主的に出頭する方向で、弁護人が今、公捜処と交渉中」と伝えた。あわせて「尹大統領が現在逮捕されたわけではない」と強調した。

あわせて逮捕令状が請求されたキム・ソンフン警護次長は現在逮捕されてミニバスで護送中だ。公捜処と警察が大統領官邸進入を試みてから約3時間半での逮捕となった。キム次長は3日の1回目令状執行を妨害した容疑(特殊公務執行妨害)で立件された状態だ。

公捜処と警察は3日の1回目の令状執行の際、警護処の強力な抵抗と数的劣勢に直面した。その後人員を大幅に増やして具体的な執行戦略を用意した後、12日ぶりとなるこの日早朝に令状再執行に出た。

公捜処の一部検事と捜査官はこの日午前4ごろ、政府果川(クァチョン)庁舎を出発して午前4時20分ごろ官邸付近に到着した。公捜処は処・次長含む検事・捜査官現員(52人)の大部分に該当する40人余りを執行現場に投じたという。警察はソウル・京畿(キョンギ)南部・京畿北部・仁川(インチョン)庁安全保障捜査隊および広域捜査団人材1000人余りを派遣した。

官邸進入を試みる公捜処と警察を尹大統領弁護団と与党「国民の力」議員が人間バリケードを作って阻止した。公捜処と警察がこれを突破して強制進入を試みると尹大統領支持者などは体を張ってこれを防いだ。この過程でケガ人が発生した。

この日午前7時30分ごろ、はしごを利用して大統領官邸内部に進入した公捜処と警察は1次阻止線を通過した後、続いて2次阻止線に到達した。バス車壁が設置された2次阻止線を迂回して通過した要員は警護処と大きな衝突なく3次阻止線哨所に到達した。この日官邸進入まで警護処との物理的衝突はなかったと伝えられた。



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