【速報】2025年大学入学共通テスト初日終了!新課程対応で受験生困惑の声も

2025年度大学入学共通テストの初日となる1月18日、地理歴史・公民、国語、外国語の試験が全国651会場で実施されました。新学習指導要領に完全対応した初の共通テストとなり、出題形式の変化に戸惑う受験生も見られました。この記事では、初日の試験内容と受験生の反応を詳しくお届けします。

新傾向の国語に戸惑う受験生!実用的な文章で思考力を試される

共通テスト国語の問題用紙を手に持つ受験生の様子共通テスト国語の問題用紙を手に持つ受験生の様子

今回の国語で注目すべきは、新設された「実用的な文章」の大問です。生徒が作成したレポートを題材に、グラフなどの資料を適切に活用しながら説得力のある文章へと修正・加筆する方法を問う問題が出題されました。思考力や表現力が求められる新傾向の出題に、「時間配分が難しかった」「問題文の意図を掴むのに苦労した」といった声が聞かれました。 大学受験専門予備校の講師、山田智弘先生は「今回の出題は、単なる知識の詰め込みではなく、実社会で必要とされる読解力と表現力を試すものとなっています。日頃から様々な文章に触れ、自分の考えを論理的に表現する練習が重要です」と語っています。

歴史総合、日本史と世界史の融合で難易度アップ!

歴史総合の問題について語る受験生の様子歴史総合の問題について語る受験生の様子

地理歴史・公民では、新必修科目「歴史総合」が導入されたことに伴い、日本史と世界史を横断的に理解する必要がある問題が出題されました。従来の日本史Bの学習範囲に加え、世界史の知識も問われる内容に、多くの受験生が戸惑いを隠せない様子でした。「歴史総合」対策として過去問演習はもちろんのこと、関連書籍や歴史ドキュメンタリー番組なども活用することが効果的です。 歴史研究家の佐藤美咲氏は「歴史総合は、単なる歴史的事実の暗記ではなく、多角的な視点から歴史を捉える力を養うことを目的としています。日頃から様々な情報に触れ、歴史的背景や国際情勢を理解することが大切です。」と述べています。

英語リーディング、大問増加で時間配分が鍵!

英語リーディングの問題用紙英語リーディングの問題用紙

英語リーディングでは、大問数が昨年の6問から8問に増加。教師のコメントを参考に自身のレポートを推敲する新傾向の出題も登場しました。大問構成や問題順の変化に戸惑う受験生も多く、「時間配分が難しかった」「予想外の展開に焦ってしまった」といった声が聞かれました。 英語教育コンサルタントの田中一郎氏は「共通テスト英語リーディングでは、速読力と正確な読解力が求められます。日頃から英語の長文読解練習を積み重ね、様々な問題形式に慣れておくことが重要です。」とアドバイスしています。

2日目も勝負は続く!理科、数学、情報に挑む

19日には理科、数学、情報の試験が実施されます。初日の試験結果を分析し、2日目に向けてしっかりと準備を整えることが重要です。 jp24h.comでは、引き続き共通テストに関する最新情報をお届けしていきますので、ぜひご確認ください。