2025年度大学入学共通テストの1日目の試験が1月18日、全国の651会場で実施された。25年度から新課程に対応するため、日本史Bにかわり「歴史総合、日本史探究」の実施となった。
世界史の問いに「めちゃくちゃ焦った」
「歴史総合」は、日本史と世界史の近現代史を関連付けて学ぶ必修科目だ。河合塾によると、「試作問題の歴史総合は、ほぼ日本史の知識のみで対応できたが、本試験の歴史総合では日本史の知識だけでは対応できない問題が複数出題されており、試作問題に比べて難易度が高かった」と分析。
必修科目ではあるが受験生からは「歴史総合は、キューバ革命やプラハの春など『待ってこれなんだっけ!?』となるような、日本史選択からしたら逃げたくなる内容が出たので、最初からめちゃくちゃ焦った」(えりたろ・3年)と声があがった。
SNSの反応でも、「問題ほぼ世界史で激おこ」「間違えて世界史の範囲解いてるんじゃないかって思った」など、世界史の比重の重さに嘆く声が上がっていた。