ロシア政府は、ロシア国内で日本語講座の実施などを行ってきた「日本センター」の運営に関する日本政府との覚書の履行停止を命じました。
ロシアのミシュスチン首相は15日付の文書で、首都モスクワやサンクトペテルブルクなどロシア国内6カ所に設置されている「日本センター」の設置や運営について定めた覚書の履行停止を命じました。
日本政府の予算で運営されている「日本センター」は、ロシアへの技術支援や日ロの経済交流を目的に設置され、日本語講座の実施や日本とロシアの企業のマッチングなどを担い、両国の架け橋となってきました。
覚書の履行停止はウクライナ侵攻をめぐる日本の対ロ制裁と関係しているとみられ、これにより日本センターが活動停止になる可能性があります。
フジテレビ,国際取材部