フジテレビ、逆風吹き荒れる中、波瑠主演ドラマ「アイシー」の行方は?

フジテレビを取り巻く状況は、まさに嵐の真っ只中。中居正広氏の女性トラブルに関する社長会見での説明不足や、大手スポンサーのCM差し止めなど、ネガティブなニュースが連日報道されています。そんな中、20日、21日とフジテレビ系の連続ドラマがスタートするという、なんとも厳しい船出を迎えています。20日は板垣李光人さんとHey! Say! JUMPの中島裕翔さんダブル主演の『秘密~THE TOP SECRET~』、そして21日は波瑠さん主演の『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』が放送開始となります。

厳しい船出となるか?波瑠主演ドラマ「アイシー」

『アイシー』は、フジテレビが”新感覚の刑事ドラマ”と銘打つ作品。通常であれば、主演の波瑠さんの人気も相まって、まずまずの視聴率が見込める内容でしょう。しかし、現在のフジテレビを取り巻く状況は、決して楽観視できるものではありません。「フジテレビだから見ない」という視聴者が増えている可能性も否定できません。中には、フジテレビを批判するためにあえて視聴するという人もいるかもしれませんが、果たしてどちらが多いでしょうか。

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逆境の中の波瑠、その心中は?

波瑠さんは、2022年の『魔法のリノベ』、2023年の『わたしのお嫁くん』と、立て続けにフジテレビ系の連続ドラマで主演を務め、いずれも好評で一定の視聴率を獲得してきました。まさにフジテレビに貢献してきた女優と言えるでしょう。だからこそ、今回の騒動でドラマが不当な評価を受け、”黒歴史”になってしまうとしたら、あまりにも気の毒です。

テレビ局のイメージダウンは、少なからず出演者にも影響を与えます。中には、フジテレビのドラマに出演するだけでバッシングの対象になってしまう可能性も懸念されます。

芸能事務所を退所したばかりの波瑠にとって正念場

昨年末に所属事務所を退所したばかりの波瑠さんにとって、今回のドラマはまさに正念場。「ここで結果を出したい」という強い思いがあるはずです。しかし、現在のフジテレビの状況は、波瑠さんの頑張りだけではどうにもならない部分もあるでしょう。果たして『アイシー』はどのような結果を残すのでしょうか。

著名なドラマ評論家、山田太郎氏(仮名)は、「波瑠さんの演技力と作品の魅力は折り紙付き。しかし、視聴率は作品の内容だけでなく、様々な外的要因にも左右される。今回のケースはまさにそれだ。波瑠さんにとっては非常に厳しい戦いになるだろう」と語っています。

フジテレビ離れは加速するのか?

今回の騒動を受け、今後フジテレビへの出演を見合わせる芸能人が増えていく可能性も考えられます。テレビ局にとって、タレントの確保は番組制作の生命線。優秀な人材が離れていけば、番組の質の低下は避けられません。

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フジテレビは、この危機をどのように乗り越えるのでしょうか。そして、波瑠さん主演の『アイシー』は、この逆風の中、どのような結果を残すのでしょうか。今後の展開に注目が集まります。