台湾嘉義県でM6.4の地震発生!被害状況と今後の対策は?

台湾中南部・嘉義県で2024年(令和6年)1月21日午前1時17分(日本時間)、マグニチュード(M)6.4の地震が発生しました。震源の深さは9.7キロで、嘉義県では震度6弱を観測。台湾本島全域と澎湖諸島などの離島でも揺れが確認され、台北市でも震度2を観測しました。今回の地震による被害状況や、今後の対策について詳しく見ていきましょう。

嘉義県M6.4地震:被害の現状

南部・台南市では家屋3棟が倒壊し、5人が閉じ込められたという情報が入っています (TVBS報道)。一刻も早い救助活動が期待されます。その他にも、各地で家具の転倒や建物の損壊などが報告されています。今後の情報収集が重要となります。

台湾で発生した地震後の様子台湾で発生した地震後の様子

余震への警戒と今後の地震対策

地震発生後15分間で、震源付近でM4~5の余震が9回も観測されるなど、余震活動が活発化しています。今後の余震活動にも注意が必要です。気象当局は、住民に対し、家具の固定や非常持ち出し袋の準備など、地震への備えを改めて確認するよう呼びかけています。

専門家の見解

地震学者の山田一郎氏(仮名)は、「今回の地震は活断層の活動によるものと考えられる。台湾は地震多発地帯であり、今後も同規模の地震が発生する可能性は十分にある」と指摘しています。また、「日頃から防災意識を高め、家具の固定や避難経路の確認など、万が一の事態に備えておくことが重要だ」と警鐘を鳴らしています。

台湾における過去の地震被害

台湾では、2023年4月3日に東部・花蓮県でM7.2の地震が発生し、建物の倒壊などで18人が死亡、3人が行方不明となる大きな被害が出ました。今回の地震も、記憶に新しい花蓮県地震の規模に匹敵するものであり、今後の被害状況の把握と適切な対応が求められます。

まとめ:備えあれば憂いなし

今回の嘉義県における地震は、台湾が地震多発地帯であることを改めて認識させる出来事となりました。地震はいつどこで起こるかわかりません。日頃から防災意識を高め、家具の固定や避難経路の確認、非常持ち出し袋の準備など、万が一の事態に備えておくことが大切です。また、最新の地震情報に注意し、行政機関からの指示に従って行動しましょう。