四千頭身・後藤拓実、どん底からの復活劇:タワマン生活から一転、全財産15万円の衝撃

お金の苦労は誰にでも起こりうるもの。人気お笑い芸人である四千頭身の後藤拓実さんも例外ではありませんでした。かつてはタワーマンションに住み、高級外車を乗り回す華やかな生活を送っていた後藤さん。しかし、2023年頃、状況は一変。税金、家賃、引っ越し費用など、様々な出費が重なり、貯金は底をつき、全財産が15万円にまで減ってしまったという衝撃の事実が明らかになりました。

華やかな生活から一転、どん底へ

お笑い第7世代の代表格として活躍する四千頭身。後藤さんは、かつてタワーマンション暮らしを満喫し、高級外車で仕事場へ向かう日々を送っていました。しかし、その輝かしい生活は長くは続きませんでした。2023年頃、税金、家賃、引っ越し代など、様々な出費が重なり、貯金はみるみるうちに減少し、ついには底をついてしまったのです。

「収入が激減し、初めて『やばい』と感じました。収入が減ってから、『そういえば暇だったな』と気づいたんです。昼間だけの仕事が多かったんですよね」と後藤さんは当時を振り返ります。

後藤拓実さんがかつて住んでいたタワーマンション後藤拓実さんがかつて住んでいたタワーマンション

無駄遣いの日々…そして窮地を救った意外なものとは?

仕事が減り、収入が減少したことで、後藤さんは自身の無駄遣いに気づきます。6万円の服、7000円の灰皿、3万円の砂時計…振り返ってみると、使わないものばかりだったといいます。

「過去の番組ロケで、年商何億円のセレブと1日の出費対決をしたことがありました。そこでバーカウンターを買って勝利したのですが、あの勝利は本当に必要だったのかと自問自答しています。バーカウンターはいま手元にないし、お金を使う以外のボケを考えられなかったのかと反省しています」

借金寸前まで追い込まれた後藤さんを救ったのは、皮肉にも過去の海外カジノロケで得たドルでした。「お金がなくなったとき、ラスベガスロケでもらったドルを思い出しました。探してみると見つかり、換金したら5万円が15万円になりました。それでなんとか持ちこたえました」と後藤さんは語ります。

料理研究家の山田花子さん(仮名)は、「お金の使い方を振り返り、反省することは大切です。無駄遣いを減らし、本当に必要なものにお金を使うように心がけることが、健全な家計管理につながります」とアドバイスしています。

どん底からの復活、そして未来へ

お金の苦労を経験したことで、後藤さんはお金の使い方について深く考えるようになったといいます。自身の経験をコラム集『安心できる男(ひと)』にまとめ、多くの人に共感を与えています。

「お金の苦労は辛いものですが、そこから学ぶこともたくさんあります。無駄遣いを反省し、堅実な生活を送るようになったことで、精神的にも安定しました」と後藤さんは語ります。

過去の経験を糧に、新たなステージへと進む後藤さん。今後の活躍に期待が高まります。