たぬかな、4年前に結婚していたことを電撃公表!炎上騒動を乗り越えた“支え”とは

人気配信者たぬかな氏が11月25日に自身のXを更新し、結婚していたことを電撃公表しました。生配信では4年前にすでに入籍していたことを告白し、多くの視聴者から反響を呼んでいます。この突然の発表は、過去の炎上騒動や困難な時期を乗り越えてきた彼女の人生において、どのような意味を持つのでしょうか。

突如明かされた「4年前の結婚」と夫の“身長差”への注目

たぬかな氏はXへの投稿で「結婚してました」と綴り、2枚のウェディングフォトを公開しました。1枚は純白のエレガントなウェディングドレス姿で新郎と寄り添う写真、もう1枚はワインカラーの豪華なドレスを纏い佇む写真です。彼女の配信での発言によれば、入籍は今から4年前のことだったとされています。

隣に立つ夫の顔には黒いボカシが入れられており、そのプライバシーが徹底的に保護されていることが伺えます。「今まで隠してすまん」という言葉からは、家族を最優先する彼女の強い意思が伝わってきます。しかし、この投稿で特に注目を集めたのは、夫の“身長”でした。公称152センチのたぬかな氏の隣に立つ夫の肩は、彼女よりも10センチ以上高く、かなりの高身長であることが見て取れます。この“身長”が話題になる背景には、2022年2月に起きたある炎上騒動が深く関係しています。

Xに投稿されたたぬかなのワインカラードレス姿と結婚発表Xに投稿されたたぬかなのワインカラードレス姿と結婚発表

「170cm以下は人権ない」発言から始まった炎上と苦難の道のり

2022年2月、たぬかな氏は配信プラットフォーム「Mildom」での深夜配信中、バレンタインデーの雑談中に問題発言をしてしまいます。Uber Eatsの配達員に連絡先を聞かれたエピソードから、「165はちっちゃいですね。ダメですね。170ないと、正直、人権ないんで。170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら生きていってください」と発言したのです。この“毒舌”はSNS上で切り取られ、大炎上を引き起こしました。結果として大量の殺害予告が届き、当時所属していたプロeスポーツチームからも契約を解除される事態となりました。

その後のたぬかな氏は、人生の大きな転換期を迎えることになります。2023年4月に配信された「東洋経済オンライン」のインタビューによると、彼女は銭湯の脱衣所の床をモップがけする日給3000円のアルバイトを始め、苦境の中で自信を取り戻していったと語っています。さらに、父親が危篤状態に陥り実家へ帰省。帰省後も続く脅迫電話に怯えながら懸命な介護を続けたものの、父親は帰らぬ人となりました。しかし、生前の父が繰り返し言っていた「しょうもない奴に負けんな」という言葉に背中を押され、彼女は再び配信活動を再開することを決意しました。

配信復帰後の活動と結婚が与えた影響

復活後、たぬかな氏は別の配信プラットフォーム「Twitch」でストリーミング活動を続けています。彼女の“炎上上等”とも取れる発言の数々は、しばしば賛否を呼んでいますが、特に視聴者から“男女の関係”について相談される場面が多く見られました。そのような中で、彼女自身が4年間も結婚を秘密にしていたことは、長年の視聴者にとっても大きな驚きだったようです。

時系列で考えると、彼女の結婚は炎上騒動が起こる前の出来事です。この結婚が、その後の壮絶な炎上を乗り越える上での大きな精神的支えとなった可能性は十分に考えられます。殺害予告の恐怖、銭湯でのアルバイト、そして父親の介護と死という、人生の様々な困難に直面する中で、夫の存在は計り知れないほど心強いものだったに違いありません。

結論

人気配信者たぬかな氏の4年前の結婚公表は、彼女の波乱に満ちたキャリアと人生の裏側に、静かに寄り添うパートナーの存在があったことを示しました。過去の炎上や苦難を乗り越え、彼女が再び脚光を浴びる中で、この結婚がどのような影響を与えてきたのか、そして今後も“たぬかな節”が続くのか、多くの注目が集まっています。

参考文献