制作テロップから「フジテレビ」消滅も スポンサー離れ止まらず系列局名にする案が浮上


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 今回のトラブルで社員の関与が報じられたフジテレビだが、17日の会見があまりにもお粗末だったため、スポンサー離れが加速しているのは周知の通りだ。その影響はスポンサーだけではない。

 横浜市消防局が全面協力している、現在放送中の月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」では、同ドラマと消防庁がタイアップしたPRポスターを約5500枚配布する予定だったが、消防庁は20日に延期を発表。また、バラエティー番組でもロケ地がなかなか決まらないなど現場へのしわ寄せが出始めている。

 そこで現在局内では、今後の番組を通常通り制作・放送すべく、あらゆる可能性が模索されているという。制作会社関係者の話。

「今、『フジテレビ』という社名自体がネガティブに受け止められています。そこで選択肢の一つとして制作クレジットをフジテレビにせず、系列局名にする案が浮上しています。結局、制作するのは傘下の会社なので出来上がるのは同じですからね」

 系列局とはいえ、他社名ならば抵抗感を和らげることができるのではないかというわけだ。

「そうなれば、当然ですがテレビのテロップからはフジテレビの名前が消えることになります。寂しい話ですが、表向きだけでも『フジテレビ制作』というものを打ち出したくないんですよ」(同)

 27日には〝やり直し会見〟が行われるが、フジに関わる関係者は固唾を飲んで見守ることになりそうだ。

東スポWEB



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