フジテレビは27日、都内の同局で、中居正広氏(52)の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた件について2度目の会見を行った。
会見には同局の港浩一社長と、新社長に就任することになった清水賢治専務、フジテレビジョン嘉納修治会長、遠藤龍之介同局副会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長の5人が出席した。
港社長は23年8月に、当時の編成制作担当だった大多亮専務(66)からトラブルの報告を受けた。当時の心境について「怒りは感じました。細かいことは分かっていませんでしたけど、怒りは感じていました」と振り返った。誰に対する怒りかと確認されると「中居氏にも怒りがあるととってもらって結構です」と話した。
女性と中居氏の会食を設定したと報じられた社員については、調査の結果「関与していない」との判断に達したが、それは「特定日に関しては」という限定的なもの。「その背景にあるような出来事や最近報道されていることは、私もつまびらかに掌握していませんので。しっかり調査しなければいけないなと思っています」と話した。