立憲民主、国民民主、共産、社民の各青森県組織は2日、青森市で会議を開き、国政の焦点や県内での今後の活動について意見交換した。会議では「市民と野党の語る会」(仮称)を設置し、4党で県民や市民団体などと連携して共通の政策作りに取り組むことを確認した。
4党会議では、相次ぐ閣僚の辞任や大学入試共通テストへの民間英語試験の延期などを受け、安倍晋三首相の任命責任、関係者の国会招致などを求めていくことで一致した。また、同会は市民と野党の共闘を掲げ医療、福祉、教育など青森県独自の課題について協議する。今後、作業チームを立ち上げ、具体的な日程などを検討する。
立民県連の山内崇代表は「国政の状況が緊迫する中で、野党共闘を進化させていく段階に来ている」と語った。