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中居正広氏の女性トラブルをめぐる一連の問題を受けた会見を受け、28日付でフジテレビの社長に就任した清水氏は、日本テレビなどの取材に改めて信頼回復に取り組む考えを強調しました。
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フジテレビ清水賢治・新社長
「一刻も早い信頼回復、それが私に与えられた責務だと思っています。真相の究明、問題がどこにあったのか、そして課題に対する改善策など、(第三者委の)調査結果を待たずにも我々ができることはやっていかなきゃいけない」
フジテレビは27日午後から10時間を超える会見を行い、中居氏と女性のトラブルの経緯などを改めて説明しました。
清水新社長はトラブルの当事者間の話には説明の制約がある中、「今できること、今言えることはお伝えした」と理解を求めました。
一方、社外取締役の斎藤氏は28日朝、責任論が指摘される日枝相談役について、次のように述べました。
フジテレビ取締役(文化放送社長)斎藤清人氏
「日枝相談役にもご自身で(フジテレビを)再生していくための汗をかいていただきたい。ただし、それの選択肢がご自身の出処進退ということであれば、それはまずは日枝相談役自身がご判断されることかと」
斎藤氏ら社外取締役7人は27日付で、フジテレビと親会社に対し意見書を提出しました。意見書では、取締役会を定例とは別に随時開催すること、取締役会の下に全ての社外取締役をメンバーとする「経営刷新小委員会」を新設すること、今後の経営陣の人選にあたり候補者の面談などの調査を行い、人権を尊重し信頼回復を実現できる人材を選ぶことを求めています。