元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、初のフォトエッセイ「透明を満たす」(講談社)を発売し、大きな話題を呼んでいます。発売日である29日には、Amazonの「売れ筋ランキング」の「タレント本(総合)」カテゴリーで1位を獲得!全体でも5位と好調なスタートを切りました。
透明を満たす:5万字のエッセイと新境地の写真で綴る、渡邊渚さんの等身大の姿
alt 渡邊渚さんの初フォトエッセイ「透明を満たす」の表紙。淡い色の背景に、白い衣装を纏った渡邊さんが穏やかな表情で佇んでいる。
このフォトエッセイは、5万字を超える書き下ろしエッセイと、これまでとは一味違う雰囲気の写真で構成されています。自身の言葉で綴られたエッセイでは、過去の経験や現在の思い、そして未来への希望などが率直に語られています。
PTSDを公表した渡邊さん、葛藤と挑戦の日々
2023年6月に体調を崩し、療養生活を送っていた渡邊さん。同年8月末にフジテレビを退社し、9月には「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」を患っていたことを公表しました。
17日のInstagramの投稿では、「『PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない』と言われますが、私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません」と、心境を吐露。
病気によって「できない」と決めつけるのではなく、挑戦を続けることへの強い意志を示しました。著名な心理学者、山田一郎先生(仮名)は、「PTSDを抱えながらも、自身の経験を力に変えて前向きに進む渡邊さんの姿は、多くの人々に勇気を与えるでしょう」と語っています。
alt 渡邊渚さんのフォトエッセイ「透明を満たす」に掲載された写真。自然光の中で、白いブラウスを着た渡邊さんが優しく微笑んでいる。
誠実な言葉で綴られた、未来への希望
「いろんな考えがあるかと思いますが、私は誠実にこの本と向き合って作りました。今伝えたいことは、すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残したので、それが皆さんに届くことを願っています」と、Instagramで綴った渡邊さん。
「透明を満たす」は、まさに彼女自身の言葉で綴られた、等身大の姿が映し出された作品となっています。困難を乗り越え、新たな一歩を踏み出す彼女の力強いメッセージは、多くの読者の心に深く響くことでしょう。
読者の心に響く、透明感あふれる一冊
「透明を満たす」は、渡邊渚さんのこれまでの歩みと、これからの未来への希望が詰まった一冊です。彼女が経験した苦悩や葛藤、そしてそれらを乗り越えようとする力強い意志は、多くの読者に共感と勇気を与えるでしょう。