中居正広氏のトラブル報道に関与か?フジテレビ編成幹部が人事異動

フジテレビの人気番組を手掛けてきた編成幹部が、タレント中居正広氏(52)に関連する女性トラブル報道への関与疑惑を受け、30日付で人事異動となりました。本記事では、この人事異動の背景や詳細、そして今後のフジテレビの対応について詳しく解説します。

編成幹部、人事局付へ異動

スポニチ本紙の取材によると、当該の編成幹部は30日付で人事局付となり、これまでの編成業務は上司が兼任することになりました。この幹部は1月15日から出社を停止しており、フジテレビ関係者は「報道を受け、心身の負担が募っている」と語っています。

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港社長の信頼厚い幹部だった

この幹部は、数々の人気バラエティー番組を手がけ、港浩一社長の信頼も厚い人物として知られていました。事件発覚当初から中居氏の女性トラブルへの関与が疑われていましたが、フジテレビ側は一貫して関与を否定していました。1月27日に行われた記者会見でも、この人物に関する質問が集中しました。

週刊文春の報道とフジテレビの対応

週刊文春は、当初の報道の一部を訂正しつつも、当該幹部がトラブルに関与したという主張を維持しています。一方、フジテレビは「当該社員は会の設定を含め一切関与していない」という従来の主張を繰り返しており、今後の対応は第三者委員会の調査に委ねるとしています。

週刊文春の訂正と主張

週刊文春は、トラブル当日の食事会について、当初「女性はフジテレビ編成幹部に誘われた」と報じていましたが、後に「女性は中居氏に誘われた」と訂正しました。しかし、同時に「当該幹部が女性を中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなど、トラブルに関与した事実は変わらない」とも主張しています。

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フジテレビのコメント

フジテレビは、週刊文春の報道に対し、「記事が掲載された当初より一貫して、当該社員は事案が起きたとされる食事会に関して、会の設定を含め一切関与していないと主張しており、発行元に対してもその旨伝えている。今後は、第三者委員会の調査に委ねる」とコメントしています。

今後の展開は?

今回の編成幹部の人事異動は、一連の報道を受けたフジテレビの対応の一環と見られます。第三者委員会の調査結果が待たれる中、今後の展開に注目が集まっています。 事件の真相究明と適切な対応が求められるとともに、フジテレビの企業イメージへの影響も懸念されます。