国民民主党山形県連は1日、山形県寒河江市で常任幹事会を開き、野党統一候補の芳賀道也氏が勝利した7月の参院選について分析した。選挙区では芳賀道也氏が初当選したものの、比例代表では国民民主への得票が伸び悩んだことについて総括、「自民党県連や立憲民主党県連が倍の票を集め、県内組織のない、れいわ新選組が2万票を集めたことに注視すべきだ」などとした。
国民民主の得票については、県民に顔の見える運動をすることや、地方議員拡大に向けた候補者発掘のスキームをつくる-など短・中期にわたる2つの対策が必要だとし、今後、具体的な検討を進める考えだ。
次期衆院選について「1~3区ともに候補者を擁立していきたいが、(勝利するには)野党統一候補が必要だ」(青柳安展代表)と強調。舟山康江参院議員を中心に、立民や社民に連合山形を加えた3党1団体での候補者擁立を進めていく考えを示した。
17日告示の米沢市長選には、無所属で出馬予定の元衆院議員、近藤洋介氏を「(組織的な対応ではなく政治家)個々人の立場で応援していく」とした。