ノースサファリサッポロ、閉園報道に反論!「日本一危険な動物園」の今後は?

ノースサファリサッポロをご存知でしょうか? 札幌市南区に位置し、「日本一危険な動物園」としてテレビや雑誌で話題になった、あの動物園です。檻の中に入ってトラに餌やりをするなど、スリル満点の体験が人気を集めています。しかし先日、札幌市が事実上の閉園命令を出す方針だと一部報道があり、大きな波紋を呼びました。この記事では、ノースサファリサッポロの現状と今後の展望について詳しく解説していきます。

札幌市の閉園命令報道、その真相は?

2月1日、一部メディアでノースサファリサッポロに対し、札幌市が都市計画法に基づく施設の除却命令を出す方針だと報じられました。飼育施設や事務所など全ての建物が対象となり、事実上の閉園命令にあたるとの内容でした。

ノースサファリサッポロの園内ノースサファリサッポロの園内

この報道に対し、ノースサファリサッポロを運営する有限会社サクセス観光は、公式サイトで声明を発表。「閉園命令を発布したかのような誤認を招きかねない報道に困惑している」と反論しました。同社は、動物取扱業、宿泊業、飲食業に必要な許可は全て取得済みであり、都市計画法に関する事項についても、札幌市と専門コンサルタントと共に改善計画を協議中であると説明。「市の再三の指導に応じず」といった報道内容も否定し、遺憾の意を表明しました。

ノースサファリサッポロの主張と今後の対応

サクセス観光は、報道内容と事実関係の差異について札幌市に確認を取り、適切な対応を続けるとしています。週明けにも改めて市と協議を行い、今後の対応を決定する予定です。

動物園の未来は?専門家の意見

動物園経営に詳しいA氏(仮名)は、「都市計画法違反の問題は、動物園の存続に関わる重要な問題です。行政との協議を迅速に進め、解決策を見出すことが不可欠です」と指摘しています。また、動物福祉の観点からも、飼育環境の改善や動物たちの安全確保が求められるでしょう。

150種類以上の動物たちが暮らすノースサファリサッポロ

2005年7月にオープンしたノースサファリサッポロには、ライオン、ワニなど150種類以上の動物たちが飼育されています。中でも、檻の中でトラに餌やりをする体験は、まさに「日本一危険な動物園」の名にふさわしいスリル満点のアクティビティとして人気を博しています。

今後の展開が注目されるノースサファリサッポロ。動物たちと、そして訪れる人々にとって、最善の道が選ばれることを願うばかりです。

まとめ:ノースサファリサッポロの未来に期待

ノースサファリサッポロの閉園報道は、大きな衝撃を与えました。しかし、運営会社は報道を否定し、市との協議を継続していく方針を示しています。今後の動向に注目が集まります。